鹿島/ツール・ド・九州に協賛/押味至一会長らが佐世保市の会場視察

2025年10月14日 企業・経営 [1面]

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 九州を舞台にした国際自転車ロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2025」(10~13日)で、鹿島が今年もプラチナスポンサーとして大会を支えた。国内外のプロサイクリストたちが長崎、福岡、熊本、宮崎、大分の各県を駆け抜け、熱戦を繰り広げた。
 10日には、同社の押味至一代表取締役会長と小森浩之常務執行役員九州支店長が長崎県佐世保市の会場を訪れ、レースや企業ブースを視察した。
 押味会長は「自転車は地域の魅力を発見しやすい乗り物。開催を重ねるごとに活気が増しており、九州全体が一体となって盛り上がるイベントに育ってほしい」と語った。小森支店長は「レースは災害復興もテーマに企画された。今後も産官が連携し、地域の活性化につながる取り組みとして継続的に支えたい」と話した。
 同社は2023年の初開催から3年連続で大会に協賛。10日には佐世保駅前の周回コース付近に企業ブースを設けた。同社が開発し、クラウドファンディングで9億円超の支援を受けた立体音響スピーカー「OPSODIS1」を展示。360度の立体音響が体感できる革新的な技術に、多くの来場者が足を止め耳を傾けていた。