土木の魅力を楽しく広めようと、「土木伝道師」として知られるデミー博士(長崎大学工学博士・出水享氏)が中心となり、「teamどぼイチ」が11月18日の「土木の日」に合わせたSNSキャンペーンを企画している。合言葉は共通ハッシュタグ「#土木の日2025」。当日は日付にちなんで、午前11時18分をピークに投稿を呼び掛ける。X(旧ツイッター)やインスタグラムで「土木」をテーマに、写真やイラスト、動画、思いなどで自由な投稿を促している。投稿数に制限はなく、何件でもOK。公式サイトでは、撮影時に使えるデザインシートが無料でダウンロードできる。
昨年は全国から5000件を超える投稿が寄せられ、Xのトレンドで堂々の2位にランクイン。今年は「ぜひ1位を取りに行きたい!」と意気込み十分だ。
デミー博士は「土木は暮らしを支えるだけでなく、未来を創り出す力。私たちの安心や笑顔の裏側には、必ず“土木の力”がある」と話す。この日をきっかけに「土木の魅力を再発見し、心が動く瞬間をたくさん見つけてほしい。いつか土木の魔法使いになりたいと思ってもらえたら最高。土木を子どもたちが憧れる職業ナンバーワンにしたい」と語る。
キャンペーンは土木学会が後援し、日刊建設工業新聞社などが協賛。SNSで土木をめぐる感動や発見の輪がどこまで広がるのか--当日の盛り上がりが今から楽しみだ。