三井不動産と鹿島が東京都中央区で建設していたオフィスビル「日本橋本町M-SQUARE」が12日に竣工した。両社の共同開発事業で、設計と施工は鹿島。ビルの規模は延べ1万4222平方メートルとなる。緑豊かな外構空間も備え、都心でありながら自然に憩える。宇宙・ライフサイエンス分野の複数企業が入居する。
ビルの所在地は中央区日本橋本町1の9(住居表示)で、昭和通り沿いに立っている。S造地下1階地上12階建てで高さは約50メートル。オフィスワーカーが働きやすい環境を創出することで、日本橋エリア全体の活性化にも寄与する。
昭和通りに面するエントランスや外構空間に多様な植栽を設けた。エントランスで使っている木製ルーバーは三井不動産グループの保有林を活用した。屋上庭園も設けた。
脱炭素社会の実現に向け「ZEB Ready」認証(建物全体)や、環境・社会に配慮した不動産を評価する「DBJグリーンビルディング認証(プラン認証)」などを取得した。









