宮城県が大谷川浜小積浜道路整備事業の一環で石巻市に建設している「(仮)大谷川浜小積浜トンネル」が18日に貫通した。当日は施工者の安藤ハザマ・橋本店(仙台市青葉区)・木村土建(宮城県東松島市)JVの主催で貫通式を執り行った=写真(安藤ハザマ提供)。宮城県の齋藤和城土木部長や齋藤正美石巻市長、安藤ハザマの木下真執行役員東北支店長らが出席。貫通発破や鏡開き、万歳三唱などでトンネル掘削の大きな節目を祝った。
大谷川浜小積浜トンネル(石巻市大谷川浜)は、全長820メートル。工期は2023年12月20日~26年7月31日で、24年7月に掘削工事に着手した。
大谷川浜小積浜道路は延長1840メートルで石巻鮎川線と女川牡鹿線を東西に結ぶ。工期は26年7月末までの予定。開通後は緊急搬送時間短縮や水産業など地場産品の販路拡大、観光客のアクセス向上に期待がかかる。






