日刊建設工業新聞社が主催する「建設技術展2025関東(C-Xross2025)」が19日、東京・東池袋のサンシャインシティ展示ホールC・D(文化会館ビル2、3階)で開幕した。200者超の企業・団体が出展。「ともに創る建設の未来」をテーマに最先端の技術・工法やサービスを紹介する。会期は20日まで。入場無料。
開会式では建設関連団体や行政機関の幹部を交えてテープカットを行った=写真。主催者を代表し高橋治光日刊建設工業新聞社社長は「わが国の持続可能な発展に欠かせない建設の未来を形作る上で貴重な機会に」と述べた。
来賓の廣瀬昌由国土交通省技監は、i-Construction2・0による省人化と生産性向上に「果敢にチャレンジし、皆さんの協力も得ながら進めたい」と展望。建設技術展を通じ「人と人が集まり技術を語り合い、連携し、新しい技術の実装と水平展開につなげる。それが(災害克服と経済成長に向け)もう一度挑戦する時代への一歩となる」と訴えた。
建設技術展は国交省関東地方整備局の「建設技術フォーラム」と併催。20日も行政機関幹部、建設業団体の講演や討論会、学生向けトークイベントなどを予定する。土木の魅力を発信するイラスト展や写真展、重機作業の体験ブースも用意している。







