千葉市は19日に「千葉マリンスタジアム再構築事業に係る事業協力者」を選ぶ公募型プロポーザルの手続きを開始した。参加申請を2026年1月9日まで総合政策局未来都市戦略部マリンスタジアム再整備推進課への持参か郵送で受け付ける。企画提案書は同2月27日で締め切る。ヒアリングを経て同3月ごろに優先交渉権者を決める。履行期間は27年3月ごろまで。
プロポには法人の単体か、複数法人でつくるグループが参加できる。スタジアム再整備の基本計画策定後、事業実施者(別途募集)として整備や運営に参画する意思があること。単体とグループ代表者は国内のスポーツ施設や市街地再開発、商業施設などの都市開発事業(敷地面積1万平方メートル以上)に事業者などとして参画した実績も求める。
▽コンセプト▽スタジアム建設予定地(都市公園)と配置▽豊砂地区との連携▽幕張新都心など広域的な連携▽事業スキーム、実施体制-といった提案を要求する。
市は千葉マリンスタジアム(ZOZOマリンスタジアム)を再整備する。計画地は美浜区豊砂3の1(敷地面積約11ヘクタール)。幕張メッセ駐車場の北側に当たる県有地。用途地域は準工業地域(建ぺい率60%、容積率200%)。
プロ野球・千葉ロッテマリーンズの本拠地であることから、事業協力者は同社、市と連携・協働する。三者協定は26年4月ごろに締結する。事業実施者の選定や基本・実施設計、建設工事は27~33年ごろ。開業は34年ごろを予定している。








