静岡県湖西市/新庁舎建設基本計画案/供用開始時期を先送り

2026年2月5日 工事・計画 [9面]

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 静岡県湖西市は、「湖西市新庁舎建設基本計画案」をまとめた。建設候補地は現庁舎北側とし、規模は延べ約1万平方メートル、建設工事費は約80億円と試算した。整備手法は従来方式を想定しているが、今後の状況に応じ最適な手法を選定する。当初は2029年度の供用開始を目標としていたが、他の大型事業との兼ね合いから先送りすることも決めた。
 新庁舎には健康福祉センター、市民活動センターの機能を集約する。4階建てで延べ約1万平方メートルを見込んでいるが、▽ペーパーレス化の進展による倉庫・書庫の縮減▽執務室内のキャビネットや書庫の縮減▽一部執務室のフリーアドレス化などによる執務室面積の縮減-などを検討して決める。主構造はRCかS造とし、内装材や家具などの備品は木質化する。新庁舎全体で500立方メートルの利用を目標にした。
 現時点の概算事業費は約90億円。内訳は調査・設計費が約6億円(工事監理費含む)、建設工事費は約80億円(新庁舎、車庫・倉庫の新築工事、既存庁舎の解体含む)、器具・設備導入や移転などその他費用が約4億円。
 事業スケジュールは、基本設計に約2年、実施設計は約1年半、建設工事は2年を想定。事業を円滑に進めコスト管理も行うため、基本設計着手に合わせCM(コンストラクションマネジメント)業務も委託する予定。整備手法は従来方式を想定するが、社会情勢の変化など市を取り巻く状況によっては、DB(設計・施工一括)方式など最適な手法やスケジュールを検討する。設計着手から完成まで約6年を想定するが、財政状況や他事業の進み具合によっては、各工程の移行に一定期間を設ける場合もあるとした。