鹿児島県は、「鹿児島県スポーツ・コンベンションセンター設計業務」の公募型プロポーザル(WTO対象)で5者を審査し、梓設計・SUEP.・東条設計JVを最優秀提案者に選定した。今後、協議を行い、業務委託契約を締結する。
施設はメインアリーナ(必要面積3726平方メートル以上)やサブアリーナ(1564平方メートル)、武道場(841平方メートル以上)、弓道場(852平方メートル程度)、会議室、VIP室、事務室などで構成する。多目的広場(約0・9ヘクタール以上)や駐車場(収容100台程度)も整備する。
業務内容は同センター延べ3万平方メートル程度の基本・実施設計、試掘調査、測量調査、地質調査など。履行期限は2028年7月31日。場所は鹿児島市本港新町ほか。
最優秀提案は、建物全体を大屋根で覆い、諸室をフラットに配置することで、メインとサブのアリーナの連携した利用を可能とするなど主催者・運営者にとって使いやすい施設とするための工夫や、つり構造で屋根を軽量化し建設費を抑える点などが評価された。
大屋根は桜島の眺望への配慮がなされている点を評価した一方で、屋根形状の主張が強く「桜島との調和に一層留意する必要がある」との意見もあった。
にぎわい創出の観点では、提案の中で唯一、建物の正面が中心市街地側に開かれており、県民や観光客が気軽に立ち寄れるための工夫がなされている点を評価した。
次点者は坂茂建築設計・松田平田設計・永園設計JV。






