神奈川県横須賀市/うわまち病院跡利活用/26年度に公募資料作成など

2026年2月20日 工事・計画 [5面]

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 神奈川県横須賀市は2026年度、うわまち病院跡地の利活用で民間エリア活用条件の調査・検討、公募資料作成などに着手する。看護系大学の設置と民間活用を想定している。26年度予算案に関連経費37百万円を計上した。27~29年度に既存建物を解体する。30、31年度を大学と民間エリアの施設整備に充てる方針。市は26年度早期にも跡地活用の基本計画を策定する見通しだ。
 26年度は大学エリアと民間エリアの活用条件を調査・検討し、公募資料を作成する。併せて民間エリアの土地鑑定評価、解体設計などの委託も予定する。大学エリアは築年数が浅い南館などを改修し使用する。既存の病棟や管理棟など、老朽化している建物は解体する。
 同病院は施設が老朽化したため、25年3月に市立総合医療センターとして神明町に機能を移転した。病院隣接地に市立看護専門学校があることから、市と病院指定管理者の地域利用振興協会が、看護系大学設置を協議してきた。
 これまでの検討では、南館を中心とするエリアを「大学エリア」とし、南館を改修して校舎とする。南館に配置できない研究室、図書館、地域交流スペースなどは別棟として増築整備する。
 民間エリアの活用条件などは26年度に調査・検討するが、現時点では民間エリアと、同エリアをまたいで大学エリアにつながるアクセス道路の整備を併せた事業スキームを想定しているという。
 うわまち病院の所在地は上町2の36。敷地面積は3万9428平方メートル。用途は第1種中高層住居専用地域。既存施設は本館(中央棟、RC造7階建て)、北館(外来棟、RC造地下1階地上2階建て)、西館(管理棟、RC造2階建て)、南館(新棟、RC造5階建て)、看護専門学校(RC造5階建て)など、総延べ2万3168平方メートルの施設がある。