鹿児島県は鹿児島港本港区エリア(鹿児島市)で計画するスポーツ・コンベンションセンター整備に、建設費の抑制を目的にコンストラクションマネジメント(CM)業務を導入する。2026年度に着手する設計段階から業務の対象とし、4月上旬にCM委託先選定の公募型プロポーザルを公告。5月中旬まで企画提案書を受け付け、同月末までの選定を目指す。履行期限は28年度を予定する。
26年度当初予算案ではCM業務の委託費として、27、28年度の限度額9863万1000円の債務負担行為を設定した。
25年夏に行ったサウンディング(対話)型市場調査では、参加した建設事業者やCM事業者などから建設費抑制に効果的であるため、導入を求める意見が出た。
近年完成した沖縄アリーナ(沖縄県沖縄市)、SAGAアリーナ(佐賀市)の整備でも導入実績があり、コスト縮減を図るためにも設計段階からの導入可能性を庁内で検討した。
同センターの事業用地は本港新町、泉町、住吉町(敷地面積約3ヘクタール)。スポーツ振興と交流拠点の機能を併せ持つ延べ3万平方メートル程度の施設で、メインアリーナ(必要面積3726平方メートル以上)やサブアリーナ(1564平方メートル)、武道場(841平方メートル以上)、弓道場(852平方メートル程度)、会議室、VIP室、事務室などを設ける。
設計者は公募型プロポーザルで、梓設計・SUEP.・東条設計JVを最優秀提案者に選定し、月内の契約締結を目指している。設計業務の履行期限は28年7月31日。
事業手法は当初、BTO(建設・移管・運営)方式のPFIで行う計画だったが、建設費高騰などに伴い事業者選定の入札が不調となり、設計と工事を分割発注する従来方式に変更した。







