長大ら/比マニラ湾横断橋の施工監理業務受注/東南アジア最長の32・2キロ

2026年4月22日 企業・経営 [1面]

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 長大が参画する5者JVが東南アジア最長となる海上橋梁の建設事業で施工監理業務を受注した。フィリピン公共事業道路省による「バターン-カビテ連絡橋建設事業」=完成イメージ(報道発表資料から)=はアジア開発銀行(ADB)の融資案件。総事業費は6000億円で、ルソン島のマニラ湾をまたぎ、南北にある工業地帯や港湾を結ぶ総延長32.2kmの橋梁を架ける。JVの契約額は約185億円。橋梁の施工監理では世界最大規模となる。
 連絡橋が完成すると、半島状にマニラ湾へ突き出たバターン州と同島南部のカビテ州の移動時間が、約5時間から約45分に短縮できる。マニラ首都圏の慢性的な交通渋滞を緩和し、産業競争力の強化につなげる。2月から業務を開始している。履行期間は72カ月を予定。総延長のうち海上橋梁は約24km。航路部は2カ所で、中央支間長900mと400mの斜張橋となる。
 JVはユーシン・エンジニアリング(韓国)が幹事会社で、長大以外にキョン・ホ(同)、片平エンジニアリングインターナショナル、テクフェン(トルコ)が参画している。