大建協/春休み親子現場見学会開く/淀川左岸線(2期)トンネル、10組21人が参加

2026年5月1日 行事 [10面]

文字サイズ

 大阪建設業協会(大建協)は4月3日、大阪市福島区で建設中の淀川左岸線(2期)のトンネル工事現場で、春休み親子現場見学会を開いた。小学生1~6年の10組21人が参加し、淀川堤防と一体となった大規模な開削トンネルを見学。重機への乗車や鉄筋の結束作業にも挑戦し、現場ならではの仕事に触れた。
 淀川左岸線(2期)は阪神高速3号神戸線(海老江JCT)から国道423号新御堂筋(仮称・豊崎IC)に至る延長4・4キロの路線。本体は地下、掘割、高架を組み合わせた構造で、大阪市と阪神高速道路会社との合併施行方式で事業を進めている。
 見学会は鴻池・あおみ・久本JVが施工している「淀川左岸線(2期)トンネル整備工事-1」で行われた。開削工法で本線函体(650メートル)とランプ部(85メートル)を構築しており、工期は2027年7月30日まで。
 見学会の冒頭、広報委員会の松島弘幸委員長が「普段は入れない現場を見られる絶好の機会。建設業のダイナミックさを感じてほしい」とあいさつ。鴻池組の都築由行氏が工事概要や安全対策などを説明した後、一行は現場へ移動した。躯体工事が完了したトンネル内部に足を踏み入れると、子どもたちはその広さに目を輝かせていた。巨大なトンネルを背景に記念撮影を行ったほか、鉄筋の結束作業では慣れない手つきながらも真剣な表情で取り組んだ。
 質疑応答では「何歳から働けるのか」「暑さや寒さへの対策は」「1日どれぐらい工事が進むのか」などの質問に、担当者が丁寧に答えた。最後に鴻池JVの岸本健三郎所長が「道づくりを通じて人々の生活を豊かにするやりがいのある仕事に携わっている。今回の体験をきっかけに建設業に関心を持ってほしい」と呼び掛けた。