きょうから6月。今年の梅雨入りは九州から東北にかけて平年より遅くなるとの予想だ▼雨の少ない空梅雨では夏の水不足が心配され、降り過ぎると災害や農作物の被害につながる。気象庁の発表によると、気になる降水量(6~8月)は全国的にほぼ平年並みの見通し。だが、梅雨期には大雨となる可能性もあり注意したい▼この時期に警戒しなければならないのは雨だけではない。果樹生産者などが対策に追われるのは、カメムシによる被害。地域によっては今年、大量発生の恐れがあるとして注意が呼び掛けられている▼かつて本欄で、カメムシが多く発生した年の冬は大雪に見舞われるという言い伝えを紹介した。大量発生する要因の一つとされるのが、暖冬で冬を越す個体数が増えること。どういった背景から生まれた言い伝えなのか興味深い▼カメムシは不快な強い臭いを放つ。室内に侵入しても空のペットボトルを利用すれば簡単に捕獲できるというが、臭いが手などに付いた場合は、油分を使って落とすのが効果的だとか。本格的な梅雨期を前に、変わりやすい空模様とともに小さな侵入者にも注意を払いたい。






