日本建築家協会(JIA、佐藤尚巳会長)は、28日~7月2日にスペイン・バルセロナで開かれる国際建築家連合(UIA)世界建築家大会に、食品廃棄物で構造体を実現した茶室「カタラ庵」を出展する。JIA展示ブースに建設。「廃棄物を資源へと転換し、建築を循環するプロセスとして捉え直す」という建築の新たな可能性を国際的な場で発信する。
カタルーニャ地域はワインやオリーブオイルの生産で知られる。オリーブの搾りかすやコルクといった地域固有の素材を単なる廃棄物ではなく、土地の記憶や産業の痕跡を宿した資源と捉え直し、加熱・圧縮し加工した「フードコンクリート」を茶室の構造材に用いる。
JIA展示ブースには、循環型社会をテーマとした建築プロジェクトも展示する予定だ。
世界各地で生まれる食品廃棄物を建材に変換し、その土地の環境条件や文化に応答する茶室を制作する試みの第3弾。これまでに三菱地所設計の藤貴彰氏らが「アラビ庵」「ベネチ庵」を制作、発表している。







