東北農政局/廻堰大溜池の改修/地区調査に着手

2026年7月7日 工事・計画 [6面]

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 東北農政局は、青森県鶴田町と弘前市に跨がる廻堰(まわりぜき)大溜池の老朽化対策に取り組むため、本年度から複数年をかけて地区調査を進める。北奥羽土地改良調査管理事務所が耐震性能照査検討や施設計画検討など4件の関連業務を発注した。
 簡易公募型プロポーサルの「国営土地改良事業地区調査廻堰大溜池地区耐震性能照査検討業務」は5月14日に見積もりを行い5109万円(税抜き、以下同)で三祐コンサルタンツ。同じく「同施設計画検討その他業務」は同日に見積もりを行い2900万円でNTCコンサルタンツ。簡易公募型競争入札の「同地質調査その他業務」は同13日に開札し2500万円でNTCコンサルタンツ。簡易公募型プロポーサルの「同環境配慮計画作成その他業務」は同25日に見積もりを行い2555万円でジルコに決定している。
 廻堰大溜池は岩木山を水源とし、青森県の五所川原市、つがる市、鶴田町の西津軽地域に広がる農地に用水を供給する。受益面積は約8680ヘクタール。江戸時代に築造し、西津軽農業水利事業で改修とかさ上げを施している。「津軽富士見湖」として観光名所にもなっている。
 堤体は中心コア型アースダム。堤高7メートル、堤頂長4178メートル、堤体積約30万立方メートル、有効貯水量1100万立方メートルの規模。漏水を受けて浸透流解析を実施しており、安全確保に向けた具体的な対策を今後に固める。取水塔の老朽化対策も検討する。
 履行期限は、耐震性能照査検討と施設計画検討その他が2027年3月19日。地質調査その他が同1月13日。環境配慮計画作成その他が同3月12日まで。