日本建設業連合会(日建連、押味至一会長)は29日、会員92社の6月の建設受注調査結果を公表した。2026年度第1四半期(4~6月)の受注額は前年同期比12・8%減の4兆2375億円となった。過去10年で2番目の水準。内訳を見ると、国内が4兆1559億円(前年同期比10・9%減)、海外が815億円(58・4%減)。国内の内訳は、民間が3兆0432億円(21・2%減)、官公庁が1兆1027億円(37・6%増)、その他が99億円(214・3%増)だった。日建連は「昨年の大型案件の反動減」と見る。
民間は製造業が7166億円(8・5%増)。全8業種のうち▽化学▽電気機械▽輸送用機械▽その他機械-の4業種で増加した。非製造業は2兆3266億円(27・3%増)で、全10業種のうち▽農林漁業▽運輸業▽商業▽金融・保険業▽不動産業▽サービス業-の6業種が減少した。
官公庁は国の機関が7614億円(63・9%増)、地方の機関が3413億円(1・4%増)。国の機関のうち、国が3442億円(52・0%増)、独立行政法人が2119億円(422・4%増)、政府関連企業が2052億円(4・0%増)だった。地方の機関のうち、都道府県が701億円(21・2%減)、市区町村が1956億円(23・2%増)、地方公営が524億円(9・0%減)、その他が230億円(26・2%減)だった。
9地域別では関東、北陸、中部、近畿、中国の5地区が減少した。
6月単月の受注総額は3・4%増の1兆7649億円。国内の民間は1兆0282億円(前年同月比19・7%減)、官公庁は6719億円(101・4%増)、海外は601億円(33・6%減)だった。発注機関別では、民間の製造・非製造業で2カ月連続の減少。一方、官公庁の国の機関と地方の機関が2カ月連続で増加した結果、国内受注が増加した。関東で独立行政法人発注の1300億~1400億円規模の案件があった。
6月単月では製造業が前年同月比20・8%減の2184億円、非製造業が19・4%減の8098億円となった。大型物件では不動産業や工場。発電所で約200億~300円の案件を受注した。








