森記念財団(森浩生理事長)は、「日本の都市特性評価2026」の結果を29日に公表した。「経済・ビジネス」や「生活・居住」など6分野87項目の指標で、都市の特性を総合的に評価。東京23区の合計スコアは港区が3年連続で1位を獲得した。政令市などを含めた136都市では札幌市が2025年の9位から7位にランクアップした。
対象は東京23区と136市(政令市、県庁所在地、人口17万人以上)に分けて行った。▽経済・ビジネス▽研究・開発▽文化・交流▽生活・居住▽環境▽交通・アクセス-の6分野で評価し、スコアを合算した。
1位の港区は、企業が経済活動で生み出す付加価値額を含め「経済・ビジネス」分野で25年の2位から1位に上がった。宿泊施設客室数やイベントホール客席数も多く、「文化・交流」分野で1位を維持したことなどが寄与した。千代田区は25年に続き2位となった。公共交通の利便性が高く、鉄道網も充実しているため、「交通・アクセス」分野で1位となった。新規不動産業用建築物供給面積や特別区制度認定数も堅調に推移した。
総合3位の中央区は「生活・居住」分野に強みを持つ。交通事故死亡者数の少なさやコンビニ・飲食店舗の密度の高さなどが評価された。
136都市では大阪市が6年連続で1位を獲得した。2位は名古屋市、3位は福岡市で、1~3位は25年と同じ順位となった。2ランクアップした7位の札幌市は、札幌駅前の再開発などにより、経済・ビジネス分野が25年の14位から8位に躍進したことが影響した。観光客の誘致に向けた情報発信も評価された。








