26年度設備投資計画、全産業は19・7%増の24・7兆円/政投銀

2026年8月5日 行政・団体 [1面]

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 日本政策投資銀行(政投銀)は、2026年度設備投資計画調査の結果を公表した。全産業の投資計画額は前年度比19・7%増の24兆7551億円。中東情勢など不確実性が高まる中でも投資意欲は旺盛に推移している。
 製造業ではAIやデータセンター(DC)関連の投資が拡大し2桁増を計画。非製造業では都市機能強化やインバウンドへの対応が全体の押し上げの要因となった。戦略17分野でAI・半導体、デジタル関連を強化する企業が多く、3年以内の追加投資を予定する企業の割合も高い傾向にある。
 製造業の設備投資計画額は13・2%増の7兆8639億円。産業別の増減率は、▽紙・パルプ31・1%増▽電気機械18・2%増▽石油18・0%増▽一般機械17・0%増▽輸送用機械14・2%増▽鉄鋼12・9%増-となる。製造業全体で前年度計画よりも伸びが鈍化するものの、AIやDC関連の半導体・部材向け投資が非鉄金属、化学、電気機械などで見込まれている。
 非製造業の設備投資計画額は22・9%増の16兆8912億円。電力の送配電網投資継続や原子力関連投資本格化に加え、駅前再開発、鉄道の新線建設を中心とした都市機能強化を見込む。インバウンド需要増に伴う空港機能拡大やホテル・娯楽施設への投資なども大幅増の要因となった。
 調査は6月30日に期限を定めて実施。大企業2756社、中堅企業6278社を対象に調査した。大企業は58・0%の1598社、中堅企業は58・5%の3674社が回答した。