福岡市/天神二丁目南ブロック駅前東街区/規模は地下4階地上22階延べ14万平米

2026年9月9日 工事・計画 [9面]

文字サイズ

 福岡市は8日、中央区の天神二丁目南ブロック駅前東街区と同西街区で計画されている第1種市街地再開発事業について、東街区(パルコ街区)の施設規模や設計費を含む概算整備費などを公表した。再開発ビルの規模は地下4階地上22階建て延べ約14万1000平方メートル、高さ約110メートルで、設計費を含む概算整備費は約1230億円を見込む。2027年3月以降に既存建物の解体に着手。31年末ごろの完成を目指す。
 同日の市議会福祉都市委員会で報告した。
 パルコ街区(敷地面積約7900平方メートル)は事業者はパルコ、J.フロント都市開発、西日本鉄道、新天町商店街公社、新天町商店街商業協同組合、三井住友銀行の6者。組合施行で8月に市街地再開発事業の認可申請を行い、市が認可に向けた手続きを進めている。
 市が進めるビル建て替え誘導プロジェクト「天神ビッグバン」による容積率の緩和措置(天神ビッグバンボーナス)を適用し、容積率を最大1550%まで街づくりの取り組みに応じて緩和する。同街区は建築面積7500メートルで、建ぺい率約95%、容積率約1550%を見込む。
 構成は地下4階にライブハウス、地下3~4階が駐車場、地下2階~地上6階が商業、7階が文化・情報発信、8~15階がオフィス、16~22階がホテルとなる。オフィスは基準階面積が3305平方メートル以上の大きなフロアプレートと制振構造による高いBCP(事業継続計画)性能を有する。
 公共施設として、地下通路は両街区の中央を通るメルヘン通りの地下に新設。延長約190メートル、幅員約6メートルで、福岡市営地下鉄空港線の天神駅などと接続させる。設計費を含めた概算事業費は約90億円でうち約60億円は補助金となっている。このほか約1100平方メートルの公園を事業者が整備・運営する。