過熱気味だったサウナブームが、新たなフェーズに入っている。ライト層が混雑や価格高騰を理由に落ち着きを見せる一方、月に複数回利用するヘビーユーザーを中心に、サウナを自宅に導入する動きが広がっているそうだ▼北欧サウナ製品の輸入・販売を手掛けるスタートアップ、totonouによれば、ここ数年で自宅への導入件数は増加。特にデベロッパーによるマンションへの導入が目立つという▼サウナは高温で交感神経を優位にし、血流を活性化させる。心身のリフレッシュに効果的。ブームの熱が冷めても、サウナそのものが消えるわけではない。一時の娯楽から、暮らしに組み込まれる住宅設備へと姿を変えつつある▼大家にとっても、空室率の改善や家賃アップが期待できる。利回りの良い投資手段として注目され、通常のドライサウナに加え、ミストサウナや専用の水風呂など、設備を充実させる動きもある▼賃貸住まいで引っ越しを計画している小欄も、サウナ付き物件に興味津々だ。家賃は少々高くても、満足感が味わえる時間が付いてくる。そう考えれば、「ととのう」住まいも悪くないかもしれない。









