竹中工務店/外国人技能者の認定制度創設/人材定着を促進、27年2月に第1弾

2026年10月29日 企業・経営 [3面]

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 竹中工務店は、優秀な外国人技能者を認定・表彰する新制度「竹中優良外国人技能者認定制度(竹中外国人マイスター)」を立ち上げる。特定技能2号の在留資格があることなどを要件に、年間10人程度を認定。現場での指導力やリーダーシップを評価する。2027年2月にも初弾の認定・表彰を予定し、外国人材のモチベーションアップ、育成、長期定着につなげていく。
 認定対象は同社が元請の作業所で働く協力会社か、2次協力会社に所属する特定技能2号の取得者。認定前年の稼働日数も要件とし、東京、大阪の両本店やその直轄支店が管轄する現場は年間150日以上、北海道、東北、名古屋、広島、九州の各支店現場は120日以上とする。
 第1弾の認定時は全作業所の30人程度が要件を満たす見込み。このうち現場での技能、日本語コミュニケーション能力、指導力・リーダーシップを総合評価し、10人程度を認定・表彰する。認定者には10万円分の商品券を報奨として贈る。
 同社作業所の作業員に占める外国人材の割合は23年当時で5・2%だったが、25年時点では8・2%と上昇。30年には10%超えとなることが確実視され、外国人材の意欲向上、スキルアップを支える環境整備が求められている。27年4月の育成就労制度の開始を見据え、既存の優良職長認定制度に併設させる形で外国人材向けのマイスター制度を設ける。
 同社調達本部企画管理グループの松井謙太主任は、「外国人材を認定・表彰する制度は、業界全体を見渡しても珍しい取り組みではないか」と話す。外国人材に対する長期的なキャリアパスを示すことにもなり、人材定着につなげる狙いだ。