技術・商品
2024年1月30日[3面]
大林組/コンクリ打設の一元管理システム開発、構造物の品質と管理の生産性向上
大林組は、コンクリート打設に関する情報を一元管理するシステム「COTOMS(コトムス)」を開発した。これまで別々のシステムで確認していた生コンクリート受け入れ検査時のスランプや単位水量、空気量の計測データなどを、一つの画面内でリアルタイムに確認できる。トラブル発生時に迅速な判断を促す根拠材料となり、計画変更が発生した場合も素早く対処でき、品質低下のリスク低減が図れる。コンクリート打設管理に要する…
2024年1月29日[3面]
大林組/チャンバー内掘削土砂の物性値計測システム開発、湿潤密度と含水量連続計測
大林組ら3社はシールドマシンのチャンバー内にある掘削土砂の物性値計測システムを開発した。泥土圧シールド工法の掘削時に土砂の状況をリアルタイムに把握でき、湿潤密度と含水量を連続で計測。結果から掘削直後の土砂の乾燥密度が算定できる。間隙(かんげき)比や含水量変化の影響をあらかじめ排除することで、地山土量に対する掘削土量を、土粒子の重量に着目して管理できる。排土量管理の信頼性向上につながる。 同シス…
2024年1月29日[5面]
水機構/下久保ダムで音波使った堆砂調査実証実験、遠隔調査の高度化めざす
水資源機構は群馬県藤岡市の下久保ダムで、複数の音波により湖底の堆砂状況を調べる実証実験を始めた。政府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期の取り組みの一環。湖底のような難条件での調査や施工の高度化を目指す。14~17日の4日間、現地調査を実施。音波で湖底を調べる「サブボトムプロファイラー」を使い堆積状況を調べるとともに、湖底の採泥により堆積した砂の状態を確認した。 サブボトムプロ…
2024年1月26日[3面]
鹿島ら/カーボンネガティブコンクリで消波ブロック、CO2排出量112%削減
鹿島と不動テトラは、コンクリートの製造過程で排出される二酸化炭素(CO2)が実質ゼロ以下となる「カーボンネガティブコンクリート」を活用し、消波ブロック「CUCO-SUICOMテトラポッド」(CUCOテトラ)を開発した。製造段階のCO2排出量が、一般的なコンクリートで製造するテトラポッドと比べ112%削減する。鹿島が培ってきた炭酸化養生技術を駆使して、CUCOテトラ表面を低アルカリ化。海洋生物との…
2024年1月26日[5面]
関東整備局/小規模ICT施工現場見学会開く、手持ち型レーザースキャナーも紹介
関東地方整備局は24日、小規模工事でのICT施工の現場見学会を栃木県栃木市の渡良瀬川左岸で開いた。関東DX・i-Construction推進協議会の枠組みで開催し、地方自治体の職員や建設会社の技術者ら約50人が参加。小規模工事で簡易にICT施工を実施する方法を学んだ。現場の点群データを簡単に作成できる手持ち型レーザースキャナー(LS)も紹介した。 冒頭、関東整備局の国頭正信建設情報・施工高度化…
2024年1月25日[3面]
三信建設工業ら/複合噴射攪拌システム普及へ協会設立、脱炭素に貢献
三信建設工業らは、機械攪拌(かくはん)と複合的に組み合わせた高圧噴射を併用した新しい深層混合処理方法「複合噴射攪拌システム」を本格展開する。普及に向けて協会を立ち上げた。円筒状で効率的に地盤改良する「リングジェット工法」と、大口径改良体を効率よく造成できる「HCM工法」が対象。いずれも小型機で施工可能で従来工法と比べてセメント材料を削減し、施工時間も短縮できる。導入を促進し脱炭素社会やSDGs(…
2024年1月24日[3面]
清水建設ら/シール機の掘進中位置を可視化、タブレットにAR表示
清水建設と菱友システムズは、地中を掘進するシールドマシンの現在位置をタブレット端末のAR(拡張現実)画面で確認できるシステムを開発した。専用アプリが入ったタブレット端末を地表面にかざすだけでカメラ画面に正確な位置情報を反映したシールドマシンのモデル画像を投影する。今後はシールド工事の標準技術として展開し、工事関係者や地域住民との情報共有などに役立てていく。 共同開発した「Shimz ARシール…
2024年1月22日[2面]
仮設工業会調査/働き方改革でストレス軽減、現場従事者の新ヒヤリ・グッジョブ報告
官民で推進する建設業の働き方改革が技能者や技術者ら現場従事者のストレスを軽減している。仮設工業会(豊澤康男会長)が19日発表した2023年度調査結果によると、仕事の要求度(負担感)や疲労感などストレス度合いを確かめる全項目で3年前の調査結果に比べ改善した。4月には時間外労働上限規制の適用を控える。今後、仮設工業会は現場のDX化を推進し、生産性向上と労働災害防止の両立を目指す。 調査は昨年6月2…
2024年1月22日[3面]
大成建設/ニューマチックケーソンの掘削土搬出効率化、ホッパー内土量を常時把握
大成建設は、ニューマチックケーソン工法を採用する構造物基礎部構築など大規模掘削を伴う工事を対象に、掘削土を一時的に蓄える土砂ホッパーの土量を計測・可視化する技術「ホッパースキャナ」を開発した。ホッパーの上部に設置したレーザーセンサーで土量状況を正確に把握し、掘削土を場外に搬出するダンプの的確な配車と誘導を実現。搬出作業の効率化と生産性向上につなげていく。 ニューマチックケーソン工法による掘削工…
2024年1月19日[3面]
大成建設、八木熊/廃プラの再資源化へ、再生三角コーン製造で実証開始
大成建設と安全用品メーカーの八木熊(福井市、八木信二郎社長)が建設現場で不要になった三角コーンの再資源化に向け実証試験を開始した。大成建設の東京都内施工現場から三角コーンを回収し、八木熊の工場でペレット化して製造した原料を使い、再生品を製造。現行材料に比べ極端な物性低下が認められなかったため、都内作業所で耐久試験を始めた。2024年度に再度回収し、再生品を製造することで「循環ループの構築」を目指…