2017年1月20日 金曜日

論説・コラム

回転窓/大切なのは立法の「精神」 [2017年1月20日1面]

 「今」だけでなく「将来」にわたって公共工事の品質を確保する。14年6月に施行された改正公共工事品質確保促進法(公共工事品確法)には、そうした基本理念が追加されている▼施行後、国土交通省が真っ先に取り組んだ自治体の工事発注からの「歩切り」撲滅運動や、浸透しつつある「施工時期の平準化」も、将来にわたる品質確保を狙ったものといえる。改正法成立に尽力し、昨夏引退した前参院議員の脇雅史氏は、法律に明記され...続きを読む

回転窓/時には肩の力を抜いて [2017年1月19日1面]

 自衛隊の活動などを紹介する雑誌「MAMOR(マモル)」をご存じだろうか。一般向けに書店で販売され、2007年1月の創刊からちょうど10年となる▼最新号の特集は「ミサイル襲来に備える自衛隊」。もしも東京都庁の上空で核弾頭を積んだミサイルが爆発したら…。そんなシナリオを交えつつ自衛隊の迎撃システムなどを紹介している。昨今のアジア情勢なども反映した緊迫したテーマだ▼だが、お堅い内容ばかりではない。表紙...続きを読む

回転窓/秘策は「思い出す」訓練 [2017年1月18日1面]

 14、15日のセンター試験を皮切りに受験シーズンも本番。本紙の読者には受験生はいないだろうが、受験生を抱える親御さんは何人もおられよう。結果が出るまでは、親子ともなかなか気が休まらないだろう▼少子化の影響で大学の経営は厳しさを増している。特に地方などには学生の確保に四苦八苦するところも多いようだから、全体では売り手市場とはいえ、難関校の受験競争の厳しさは昔も今も同じである▼近年の脳科学研究によれ...続きを読む

回転窓/「応災力」に目を向けよう [2017年1月17日1面]

 1995年1月17日に発生した阪神大震災は神戸市など兵庫県南部地域を中心に関西地区に甚大な被害をもたらした。6400人以上が命を落とした都市型震災から22年。この間も日本列島は数多くの自然災害に見舞われてきた▼阪神大震災では学生らが被災地で行ったボランティア活動が注目された。政府はボランティアへの関心を高め、災害への備えの大切さを認識してもらおうと同年12月、1月17日を「防災とボランティアの日...続きを読む

回転窓/どうぞダウンロードを [2017年1月16日1面]

 今冬最強の寒波の襲来で記録的な降雪になった地域が多かった。各地で除雪作業を請け負っている建設会社も奮闘した▼除雪作業は交通に支障が出ないよう夜間に行われるのが一般的。吹雪の翌朝に除雪を終えていることも。荒天であるほど作業の様子が一般の人の目には留まりにくい▼災害情報を一般に提供しながら建設会社が活躍する姿も発信しようと、群馬県建設業協会は災害情報共有システム「ぐんケン見張るくん」を運用中。ツイッ...続きを読む

回転窓/始まった働き方改革元年 [2017年1月13日1面]

 年明けのこの時期は賀詞交歓会を取材する機会が多い。今年はあいさつで「働き方を変える年」と口にするトップが目立つ▼印象的だったのはここ数年、長時間労働の解消に本腰を入れてきた建設コンサルタント業界。長大は今年を「働き方改革元年」と位置付け、74施策を展開する。大日本コンサルタントは経営の最優先課題に働き方改革を掲げ、就業地域・時間・職域を限定する制度を導入する▼コンサル各社の成長戦略で人材確保と並...続きを読む

回転窓/スキーシーズンようやく? [2017年1月12日1面]

 年末年始の首都圏は穏やかな晴天が続き、初日の出を見たり初詣に出掛けたりした方も多かっただろう。一方、積雪量の増減が商売に直結するスキー場の関係者にとっては、晴天続きは困りもの。雪不足で滑走不可のゲレンデが多いという▼日本のスキー発祥の地とされる新潟県上越市の金谷山スキー場。1911年1月12日にオーストリアの軍人、レルヒ少佐が地元の青年将校にスキー術を伝えたのが由縁。この出来事を記念し、同日を「...続きを読む

回転窓/たすきをつなぐために [2017年1月11日1面]

 この季節は、スポーツの中でも駅伝の観戦を楽しみにしている。今年も元日の全日本実業団対抗駅伝で始まり、2、3日には大学生ランナーたちの箱根駅伝が行われ、いずれも駅伝ファンを十分に楽しませてくれた▼次のランナーにたすきをつないでいく駅伝は、「和」の精神を尊ぶ日本人好みのスポーツと言われる。中高生たちの大会も多いが、先日の読売新聞で気になる記事を読んだ▼今年で68回目を迎えた伝統ある中学生の駅伝大会が...続きを読む

回転窓/静寂の森と祝祭の建築 [2017年1月10日1面]

 ここ数年、初詣で明治神宮を参拝するのを恒例行事にしている。多くの参拝客で参道が埋め尽くされて社殿は遠いが、その間、豊かな森を堪能できる▼参拝の帰りに、近くにある国立代々木競技場を久しぶりに訪れた。デザインと構造が高いレベルで融合した圧倒的な存在感。支柱から屋根全体をつり下げ、内部に柱を持たない空間は、いつ見ても大胆でダイナミックで美しい▼1964年東京五輪を機に建設された建築家丹下健三の代表作だ...続きを読む

回転窓/糸魚川大火の教訓 [2017年1月6日1面]

 昨年12月に新潟県糸魚川市で発生した大規模火災は、140棟を超える建物が焼損するという大きな被害をもたらした▼政府はこの大火に被災者生活再建支援法の適用を決定。県と市の独自制度を上乗せすれば、1軒当たり最大400万円が支給される。地震や台風などを対象にしてきた支援法が火災に適用されるのは初めてという▼年末に現地を視察した自民党の二階俊博幹事長は、「著しい災害」に適用される激甚災害の指定についても...続きを読む

回転窓/金曜日からの挑戦状 [2017年1月5日1面]

 2017年はどんな変化が起きるのか。新たな動きで気になっているのは「プレミアムフライデー」▼月末の金曜の勤務を早めに切り上げ、余暇などに使おうという運動で、来月24日に初めて実施される。買い物や外食、旅行といった消費の掘り起こしにつなげるのが狙いという。大手旅行会社がプレミアムフライデーに焦点を定めたツアー商品を売り出すなど商戦も徐々に熱を帯びてきた▼実現できるのはゆとりのある一部の人だけ…。一...続きを読む

どうなる建設市場~ポスト五輪占う・下/インバウンド需要に期待 [2017年1月5日3面]

 ◇将来へ布石打つ動き加速
 2020年東京五輪後も首都圏では大規模な開発がしばらく続くとみられる。リニア中央新幹線計画も、27年に予定されている東京~名古屋間開業以降も、大阪へ向けた延伸工事が続く。地方中核都市では駅前に機能が集中する傾向があり、駅前型の開発が継続して進むと同時に、高齢者が求める利便性の高い高層住宅を建設する動きが広がりつつある。
 政府は、東京五輪が開かれる20年に訪日外国...続きを読む

どうなる建設市場-ポスト五輪占う・上/底堅い需要、継続と予想 [2017年1月4日1面]

 ◇強固な経営基盤構築へ動く
 2020年東京五輪開催まで残り3年半を切った。国内の建設市場は活況を呈し、好調な受注環境を背景に業績を伸ばす企業が目立つ。継続して行われるインフラ整備に加え、急増するインバウンド(訪日外国人旅行者)への対応などもあり、ここへ来て20年以降も中長期的に安定した需要が見込めるとの声が相次いでいる。業界123社のトップにインタビューし、各社の「ポスト五輪」を探った。
...続きを読む

北海道内建設企業の若手人材確保・育成状況/3年後定着率50%以下が4割/本社調査 [2017年1月4日6面]

 ◇「ここ数年は応募ゼロ」の声も
 北海道内の建設会社の約半数で新卒者の採用がままならず、1人以上採用できた企業でも人材の定着に苦慮している-。日刊建設工業新聞社が実施した若手人材の確保・育成に関するアンケートの結果によると、13年4月に新規学卒者を1人以上採用した企業のうち、新入社員の3年後の定着率が5割以下の企業の割合は39・6%を占めることが分かった。若手社員の定着化に向けては、入社前に抱...続きを読む

回転窓/心理的距離を縮める一年に [2017年1月4日1面]

 心理学の概念である「パーソナル・スペース」は、1960年代に米国の文化人類学者エドワード・ホールが提唱した。心理的な縄張りのことで、その距離帯を四つに分類している▼家族や恋人など親しい人に許せるのは「45センチ以内」。これが友人で「45~120センチ」、仕事関係の人で「120~350センチ」となり、公共の場で対面する人とは「350センチ以上」に広がる▼当然、個人差はあるが、損をする人はこうした距...続きを読む
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