論説・コラム

回転窓/奮闘する人たちに光を [2018年4月27日1面]

 地震や豪雨、土砂崩れなどに見舞われた時、建設会社は地域の守り手として被災地に駆け付け、応急復旧に当たる▼地道で時に危険が伴う活動を担う人たちは強い使命感を持って災害の最前線に立っている。建設業界のそうした役割にスポットが当たるケースは残念ながら少ない▼「災害が起きるたびに悔しい思いをしていた」。そう語る自民党参院議員の足立敏之氏は国土交通省時代、自然災害の発生現場に急行し自治体の活動を支援する「...続きを読む

回転窓/ネットを駆使して興味を引く [2018年4月26日1面]

 働き方改革や生産性向上という言葉を新聞などで目にする機会が増え、それと同時に人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)といった用語も定着しつつある▼業務を効率化し、働き手の負担を軽くする技術の進化はまさに日進月歩。次々と新しいものが生み出され、あっという間に世の中へ広がっていく。世の中が便利になるのは歓迎するべきなのだろうが、急速な変化に戸惑う気持ちが心の片隅にある人も少なくないのでは▼子...続きを読む

回転窓/「健幸」実現への睡眠 [2018年4月25日1面]

 誰もが健康で幸せに暮らせる「健幸」のための取り組みだという。さいたま市が3月、埼玉県や大学、企業などと「さいたま健幸ネットワーク」を発足させた▼健幸は身体面の健康だけでなく、人々が生きがいを感じながら心豊かな生活を送れること。この大切さを共に学び、考え、実践する場となるのが新ネットワークの目的だ▼厚生労働省の発表によると、健康で日常生活が制限なく送れる期間を示す「健康寿命」は2016年に男性72...続きを読む

六本木ヒルズ(東京都港区)が開業15周年/森ビル、自治会との連携でにぎわい創出 [2018年4月25日4面]

 多様な都市機能を集約するコンパクトシティーの先駆けとなった「六本木ヒルズ」(東京都港区)が25日に開業15周年を迎える。来街者は年間平均約4000万人、累計で6億人に上る。誕生から15年もの間、多くの人々を引き付け、魅力を発し続ける秘訣(ひけつ)とは-。
 多くの人が集まる六本木ヒルズ。その鍵を握るのは開発を主導した森ビルが取り組んだ、多様な用途の施設を一つの街と位置付け、事業者や住民が連携し...続きを読む

回転窓/目指すはナンバーワン [2018年4月24日1面]

 1933(昭和8)年に全国初の公営地下鉄として開業した大阪市営地下鉄が今月民営化され、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)として再スタートした▼青を基調にメトロの「M」の文字を白色で描いた新しいロゴマーク。都市計画学者で「大阪の父」などと呼ばれた關一(せき・はじめ)第7代大阪市長が計画を練り上げ、実現させた公営地下鉄が民営化によってどう変わるのか▼市交通局から事業を引き継いだ新会社。JRや私鉄各社が...続きを読む

シリーズ・国のかたちを考える2018/東京理科大学特任副学長・向井千秋氏 [2018年4月24日1面]

 ◇宇宙滞在技術が日本を成長に導く
 宇宙開発には50年ほどの歴史がある。これまでやってきたことを基に、次の50年をどうしていくかという過渡期を迎えている中、日本が今後注力するべきは衛星やロケットといった宇宙に行ったりする手段でなく、宇宙滞在に必要な衣食住の技術開発と考える。宇宙ステーションでの滞在時間はロシア、米国に次いで日本が3番目に長い。現在、宇宙ステーションには地球から食べ物や水などを持...続きを読む

回転窓/アウトドアの魅力を高める建築 [2018年4月23日1面]

 新緑が目にまぶしい季節になった。人気が高いキャンプ場は早々に予約が埋まってしまい、来場者でにぎわっているそうだ▼テントとタープを自分で設置する王道のキャンプ。家族連れには寒さや風雨の心配をしなくて済むバンガローやコテージが人気だとか。最小限の荷物で済ませたいなら車中泊を選び、行動範囲を思い切り広げる方もいよう。スタイルはそれぞれ。お気に入りの道具に囲まれて思い思いの時間が過ごせるアウトドアの人気...続きを読む

回転窓/鎌倉の大仏が人気を集める理由 [2018年4月20日1面]

 神奈川県鎌倉市にある高徳院の大仏はミャンマーの人々に大人気で、来日すると必ず訪れるそうだ。同国からの留学生を指導する大学の先生が教えてくれた▼人気の始まりは「鎌倉の大仏を拝むと再び日本を訪問できる」といううわさ。話の真偽を留学生に尋ねると「鎌倉の大仏は大津波に耐えた強い仏様だから好き」と別の理由も教えてくれた▼鎌倉は1495年に起こった「明応の地震」で高さが10メートルを超える大津波に襲われた。...続きを読む

シリーズ・国のかたちを考える2018/経営共創基盤代表取締役・冨山和彦氏 [2018年4月20日1面]

 ◇ローカル型産業が主役の時代に
 日本では、大企業が国内総生産(GDP)や雇用を担う割合が下がっている。非製造業のサービス業や観光業、インフラ産業など地域密着のローカル型産業こそが経済の主役だ。非製造業の生産性は低いがその分、伸びしろがあり、潜在力は非常に大きい。
 ローカル型産業は、規模よりも密度が重要だ。例えば、縮んだ方がよい旅館街はたくさんある。100軒を50軒にすれば、無駄な値下げ競...続きを読む

森ビルら/GINZA SIX(東京都中央区)が開業1周年/銀座に新たな活気創出 [2018年4月20日4面]

 ◇回遊性向上や周辺への集客効果も
 森ビルらが東京・銀座に開発した複合施設「GINZA SIX」が20日、開業から1周年を迎える。累計来館者は2000万人を記録。最寄りの東京メトロ銀座駅の利用者は1日当たり約7400人増加した。周辺店舗の売り上げもアップするなど、エリア全体の集客や回遊性向上も貢献している。魅力的で多様な機能を備える施設が誕生したことで、銀座エリアに新たな活気が生まれている。
...続きを読む

回転窓/未婚・晩婚化に歯止め!? [2018年4月19日1面]

 地域活性化と独身者の出会いの場を創出する「街コン」が全国で盛り上がっているそうだ▼異性と巡り合う機会が限られている人にとって、イベント形式で気軽に参加できるのが人気の理由。恋人探しに限らず、異なる業界の人たちとの交友関係を広げたいと参加する人も多いようだ▼趣味や職種を限定するなど、企画内容は多種多彩。主催者は初対面でも会話が盛り上がるように知恵を絞る。鉄道事業者が企画する「鉄コン」では、男性参加...続きを読む

回転窓/手段なければ発明を [2018年4月18日1面]

 今日4月18日は「発明の日」。1885(明治18)年のこの日、特許法の前身「専売特許条例」が公布されたことに由来した記念日である▼特許庁が今年の「発明の日」に合わせ、産業財産権制度の重要性を考えるきかっけにしてほしいと制作したポスターの標語は「手段が無ければ発明しよう!」。日本の知的財産立国へ向けた姿勢がうまく表現されている▼産業分野の発明や発見が日本の近代化の大きな原動力となったのは論をまたな...続きを読む

回転窓/集合と離脱 [2018年4月17日1面]

 英国が欧州連合(EU)を離脱する来年3月まで残り1年。現地では離脱交渉が進む▼独自の道を歩む国がある一方、連携に向かう国も多い。中国やラオス、ミャンマーなどメコン河流域の6カ国が道路などインフラの共同開発を目指す「拡大メコン地域(GMS)経済協力プログラム」は一つの事例。GMSの首脳らは3月末、合計220事業、総額約7兆円を盛り込んだ行動計画に合意した▼米国でもトランプ大統領が今月12日、昨年離...続きを読む

回転窓/物質との会話 [2018年4月16日1面]

 建築家には図面を書くだけでなく、本音で語り合うコミュニケーションが求められる。その相手は一義的に建築主となるが、建設する場所や地域にある物質などとも会話しなければいけない▼奇抜なデザインで創っても結局のところ建築は物質として場所とつながる-。東京・丸の内の東京ステーションギャラリーで開催中の建築家・隈研吾氏の個展を訪ね、改めてそう気付かされた▼バブル崩壊後、地方の小さなプロジェクトを通じて物質に...続きを読む

回転窓/ID付与に期待すること [2018年4月13日1面]

 テレビや新聞のニュースで、事件を起こした人の職業が「建設作業員」「土木作業員」などと報じられることが少なからずある。ただこれは本人が職業を問われて話した「自称」がほとんどという▼こうした報道の繰り返しが結果として、建設業界のイメージ改善を難しくする一因になっているのではないだろうか。産業間での人材獲得競争が激化する中、マイナスイメージを何とか払拭(ふっしょく)しなければと考え、奮闘する業界関係者...続きを読む
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およそ500万人が働く建設業界。それぞれ...続きを読む
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