論説・コラム


2026年7月31日[1面]

回転窓/郷土力士の奮闘に思う

 出身地やゆかりのある土地を背負って土俵に上がる郷土力士の活躍は、うれしいものだ。26日に千秋楽を迎えた大相撲名古屋場所。静岡県で育った小欄は、同郷の関脇・熱海富士が県内出身力士として初優勝をかけて臨んだ本割と優勝決定ともえ戦のテレビ中継を、手に汗を握って見守った▼本割で関脇・安青錦を押し出しで破って12勝で並び、優勝決定のともえ戦に持ち込んだ。ともえ戦では大関・霧島を押し出しで下したものの、優勝…

2026年7月31日[118面]

2026暑中号/インタビュー/洞窟探検家・吉田勝次氏(勝建社長)

 ◇リスクの中で前に進む、未知への挑戦は続く  苦しい時こそ人に優しくできるのが本当の強さだ--。洞窟探検家の吉田勝次氏はこの思いで、幾多の苦境を乗り越えてきた。厳しい自然と対峙(たいじ)した時、「人を許せる心、思いやりの連鎖が必要」と説く。洞窟探検で国内外を飛び回る吉田氏のもう一つの顔が、建設会社の経営者だ。自ら建設現場に立って体を動かし、初めての仕事にも進んで取り組む。建設業と洞窟探検を両輪に…

2026年7月30日[1面]

回転窓/再びの地震、無事と安全を願い続ける

 臨時情報や注意情報を発令し、大地震に続く後発地震への備えを呼び掛けた場合の新しい事例集を内閣府が策定した。南海トラフ地震臨時情報に対応した事例集に、これまでの発令で官民が行った措置を追加した▼避難経路の緊急点検(北海道)や、即応体制と通常運行(鉄道事業者)などの事例を列挙。暮らしや経済への影響と警戒のバランスを考慮し、ほかの地域も参考にした適切な対応を求めている▼熊本県で28日夕に発生した地震の…

2026年7月29日[1面]

回転窓/お守りに込めた思い

 体調不良を訴える父親を思い、先日、東京都千代田区にある神田明神を参拝した。地元の人から親しみを込めて「明神さま」と呼ばれる神社には、病気の回復と健康を祈る「平癒守」がある。お守りの効果があったのか、父はすっかり元気になった▼お守りには厄よけや安産祈願など、いくつかの種類がある。神田明神の平癒守は、袋に稲穂と薬つぼがあしらわれ、ネット通販でも購入できる。神社を訪れた日本人や外国人旅行者にも人気のお…

2026年7月28日[1面]

回転窓/その自信は誰のためか

 リーダーを最後に支えるのは能力でも経験でもない--。そんな言葉を耳にすることがある。確かに、困難な局面で政治や経営を前に進めるには、腹をくくり、自らを信じて決断する覚悟が欠かせない▼だが、自信が陶酔…

2026年7月27日[1面]

回転窓/届けられた数だけ

 江戸時代の僧侶で歌人の良寛には、落とし物を巡ってこんな話が伝わる。誰かに落とした金を拾うのは楽しいものだと聞き、それなら試そうと自ら金を地面に捨てては拾った▼ところが一向に楽しくない。すると何度も繰…

2026年7月24日[1面]

回転窓/漫画で触れる職人の魅力

 待ち望んでいた漫画作品の第2巻が発売された。伝統の手仕事を圧倒的ディテールと珠玉のドラマとともに描く『神田ごくら町職人ばなし』(坂上暁仁著、リイド社)。人気作品とあって先日訪れた書店には平積みされて…

2026年7月23日[1面]

回転窓/環境配慮が広がる資格

 標高のある高原でこの時期に見頃を迎えるニッコウキスゲ。だいだい色の花はやんちゃでかわいい子どものようだし、少し反り返って咲く姿は気品のある大人のようにも見える▼その群生地は、山道が車で渋滞することが…

2026年7月22日[1面]

回転窓/祭典の主役は誰なのか

 サッカー・ワールドカップ北中米大会は、スペインが4大会ぶり2度目の優勝を果たし、幕を閉じた▼今大会は出場チーム数が32から48に拡大。国際サッカー連盟(FIFA)によると総観客数は681万0966人…

2026年7月21日[1面]

回転窓/夏休みと水辺の伝承

 近くの小学校ではきょうから子供たちにとって待望の夏休みが始まる。先日は、学校で栽培したアサガオを保護者と一緒に持ち帰る児童を見て、ほほ笑ましく思えた。楽しい思い出が残る夏にしてほしいが、この季節に心…

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