特集


2025年6月18日

日本道路清掃技術協会/災害対応 道をきれいに、被災地対応にも貢献

 日本道路清掃技術協会(田中康順会長)は、道路清掃を通じて国民の生活や社会経済活動を支える道路の適切な維持に貢献している。しかし、2010年の事業仕分け以降、道路清掃に充てる国の予算が大幅に減少。徐々に回復しつつあるものの、必要な人材確保にも支障を来し、大地震時の活動に従事する重機オペレーター派遣など期待される役割に十分応えきれない状況にある。そうした中でも技術者の育成にも取り組んでいる同協会の活…

2025年6月17日

2025治水特集

 近年、豪雨災害が増えている。治水事業の大切さが従来以上に高まり、ハード・ソフト一体となった対策の強化が急務だ。河川流域のあらゆる関係者が連携する流域治水の取り組みも普及段階に入り、行政と民間が一丸となって防災力の向上を目指した取り組みが顕著になっている。国土交通省の藤巻浩之水管理・国土保全局長のインタビューや治水関連技術、全国各地で進む治水建設現場を、「2025治水特集」として、まとめた。

2025年6月16日

北広島駅西口Aプロジェクト完成/設計はアール・アイ・エー、施工は岩田地崎建設

 北海道北広島市で日本エスコンが進めてきた「JR北広島駅西口Aプロジェクト」の施設が完成し、3月に開業した。同市が進める駅西口周辺エリア活性化事業のパートナー企業として市有地で行う開発事業の一つとなる。施設は低層部の商業施設と高層部のホテルで構成する。エスコンフィールドに野球観戦に訪れる人たちも取り込みながら、にぎわい創出につなげる。設計はアール・アイ・エー(東京都港区、梅澤隆社長)、施工は岩田地…

2025年6月16日

ロジクロス大阪住之江完成/施工は東亜建設工業・日本国土開発JV

 三菱地所が大阪市住之江区で開発を進めていた大規模冷凍冷蔵物流施設「ロジクロス大阪住之江」が完成した。阪神高速15号堺線「玉出IC」および4号湾岸線「南港中IC」からのアクセスが良好で、大阪湾岸エリアの戦略的物流拠点としての役割を果たす。三菱地所が手がける冷凍冷蔵倉庫としては初のマルチテナント型の賃貸型施設であり、冷凍・冷蔵食品の需要増に対応する新たな物流モデルを提供する。施工は東亜建設工業・日本…

2025年6月16日

6月は土砂災害防止月間

 6月は土砂災害防止月間。国土交通省と都道府県は市町村と連携して、警戒避難体制整備の促進運動を強力に進め、土砂災害に関する防災知識の普及や、土砂災害防止に対する国民の理解と関心を深める狙い。運動のテーマは、「みんなで防ごう土砂災害」。本特集では、災害防止に貢献する全国各地の砂防工事現場を紹介する。

2025年6月13日

2025環境特集

 6月は「環境月間」。全国でさまざまな行事を行い、環境保全の重要性を再認識する契機としている。地球規模での取り組みが必要な気候変動対応や、生物多様性の保全、資源循環社会の構築など、環境課題は山積しており、建設産業に求められる役割は増えている。2025環境特集では、浅尾慶一郎環境相に環境行政全般についてインタビューするとともに、ネイチャーポジティブ、循環経済への取り組み、省エネ基準などのテーマに焦点…

2025年6月12日

第36回電気設備学会賞

 電気設備学会は12日、東京都中央区の野村コンファレンスプラザ日本橋で開く定時総会の席上、第36回電気設備学会賞の表彰式を行う。同賞のほか、第25回会長賞、第13回学会功績賞の受賞者に表彰状を授与する。いずれの賞も電気設備の学術と技術の進歩を図ることを目的に、特に顕著な功績や優秀な業績をたたえる。式典では、電気設備分野での国際的な貢献や功績を顕彰する第18回星野賞の表彰も行う。

2025年6月10日

千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業2街区完成/設計と施工は青木あすなろ建設

 大阪府摂津市が、JR西日本京都線千里丘駅の西地区(千里丘1)で進める「千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業」のうち、2街区で建設していた商業業務施設「ブライトステラ摂津千里丘ノース」が完成した。建物規模はS造6階建て延べ約3057m2。駅前広場や自由通路など公共施設との一体整備により、交通の安全を確保する。施設には医療施設や金融機関を中心に機能を配し、地域の課題解消や活性化につなげる。事業には特…

2025年6月9日

MFLP尼崎I完成/広域・地域配送に有利な立地/設計と施工は東急建設

 三井不動産が兵庫県尼崎市で建設していた物流施設「MFLP尼崎I」が完成した。建物は4階建て延べ約3・5万平方メートルの規模。高速道路へのアクセスが良好で広域配送、地域配送の両面に有利な施設となる。共用部に木や緑などを積極的に取り入れ、従業員に良質な就労環境を提供。雇用確保や従業員の生産性向上につなげる。防災対応も重視した設計とし、事業者のBCP対応を強力にバックアップする。設計と施工は東急建設が…

2025年6月9日

木造・木質建築特集/脱炭素社会へ需要増加/普及拡大が森林再生にも寄与

 脱炭素社会の実現を目指す上で、二酸化炭素(CO2)を吸収・固定する木材を活用した建築物が増加している。進展する木材・木質関連技術や木造耐火建築物の普及策などもあって市場が拡大する木材を活用した建築の今後を見据え、日本建設業連合会(日建連、宮本洋一会長)や林野庁を中心とする行政の動向、具体的な建築事例を紹介しながら、これからの木造・木質化建築の在り方を考える機会としたい。

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