特集
2025年6月30日
ダイビルが東京都中央区で進めていた「八重洲ダイビル」の建て替え工事が完了した。八重洲通りのシンボルであった旧ビルの価値を継承した、格式高く重厚感のある外観が道行く人の目を引きつける。高い環境性能を備え、新時代にふさわしいダイビルのフラッグシップビルとなる。設計は日建設計、施工は鹿島が担当した。
2025年6月30日
数年先の未来を展望する本企画「都市の未来図」特集。2025年の本特集は、石破茂首相肝いり施策の「地方創生2・0」について伊東良孝担当相に話を聞いたほか、令和に入って初めて市に移行が見込まれる茨城県阿見町の千葉繁町長にインタビューした。国土交通省の優良緑地確保計画認定制度「TSUNAG」や全国の滑走路増設計画、首都圏で進む大規模工事現場などと合わせて紹介する。
2025年6月30日
労働災害防止に向け、職場での安全意識高揚と安全活動の定着を図る「2025年度全国安全週間」が7月1日から7日まで実施される。98回を迎える本年度のスローガンは「多様な仲間と 築く安全 未来の職場」。昨年度の神奈川県内における建設業の労働災害発生状況は729人で、前年の774人から減少。死亡災害も12人と前年の16人から減少した。しかし墜落・転落災害などによる災害が5人と4割以上を占めている。崩壊…
2025年6月30日
鳥海ダム本体着工/本体建設1期工事施工は西松建設・奥村組・フジタJV
秋田県南部を流れる1級河川・子吉川の上流部、鳥海山の麓で国土交通省東北地方整備局が建設を進める鳥海ダムの本体工事が着工した。河床を深さ40メートルまで掘り下げ、堤高約80メートルのうち半分が地中に埋まる全国的にも珍しい構造になる。掘削作業で出た石や砂を堤体構築の材料として使用する台形CSGダムは建設時の環境負荷を軽減。自然に配慮し地域に溶け込む大規模ダムを目指している。本体建設1期工事は西松・奥…
2025年6月27日
東京海上スマートモビリティ/建設産業界における社用車の安全管理アンケート結果
日刊建設工業新聞と東京海上スマートモビリティ(東京都千代田区、原田秀美社長)は、今年5月から6月にかけて「建設産業界における社用車の安全管理に関するアンケート調査」を行った。対象は、全国建設業協会傘下の東京都と茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、山梨の7県の建設業協会、日本建設機械レンタル協会、全国鉄筋工事業協会の会員企業。企業規模にかかわらず、社用車の運用上の課題に「安全運転・事故防止の徹底…
2025年6月27日
三井不動産による「MFLPつくばみらい」が完成した。常磐自動車道(谷田部IC)や首都圏中央自動車連絡道(つくば中央IC)を至近距離とした立地で、都心をはじめ北関東や東北地方を広くカバーする物流拠点であり、つくばエクスプレスみどりの駅を最寄りとした通勤条件にも恵まれている。設計、施工をJFEシビルが担当した。
2025年6月27日
二級河川東川水系津門川地下貯留管他整備工事が完了/施工は大豊・ソネック・田村JV
兵庫県が発注し大豊・ソネック・田村JVが施工を進めてきた「二級河川東川水系津門川地下貯留管他整備工事」がこのほど完了した。西宮市の市街地を豪雨による洪水被害から守る延長約1.7kmにわたる地下河川をニューマチックケーソン工法とシールド工法で築造。地下水対策など困難な課題に、高度な技術力と創意工夫の精神で対応し、地域に安全・安心を提供するインフラ施設の誕生に貢献した。
2025年6月26日
大阪・夢洲地区を舞台とした「2025年大阪・関西万博」が4月13日に開幕した。これを一過性のイベントで終わらせるのではなく、万博のコンセプト「未来社会の実験場」に基づき、イノベーションへの挑戦など大阪・関西経済のポテンシャルを内外にアピールし「ポスト万博」の成長エンジンにしていかなければならない。 関西の発展・成長を支える社会資本は着実に進展してきたものの、まだ不十分と言える。道路関係では淀川…
2025年6月25日
他地域を上回るスピードで人口減少と高齢化が進行する東北地方では、建設業界が慢性的な人材不足に直面している。24年4月から建設業にも時間外労働の罰則付き上限規制が適用され、生産性向上とワーク・ライフ・バランスの両立が叫ばれている。求人充足率の低迷は業界全体の持続可能性に影を落とし、労働環境の改善や若手育成策、働き方改革の推進は急務だ。一方で気候変動に伴う激甚災害の頻発や老朽インフラへの対応は喫緊の…
2025年6月25日
阪急阪神不動産(大阪市北区、福井康樹社長)が東京都台東区で開発を進めてきた「スイテ新御徒町」が完成した。首都圏を照準に展開する中規模オフィスシリーズの第1弾物件となる。先進性と下町情緒が融合するエリアの中で、地域に寄り添った施設づくりを行った。設計はINA新建築研究所、施工は久保工が担当した。