特集
2025年5月29日
日本型枠工事業協会設立50周年/若手経営者座談会「次世代に向け未来を語る」
型枠工事業の健全な発展に寄与することを目的に設立された日本型枠工事業協会(日本型枠、三野輪賢二会長)が、設立50周年を迎えた。これまで社会保険未加入問題や標準見積書の普及、働き方改革など、さまざまな課題に積極的に取り組み、専門工事業界の構造改革のけん引役を担ってきた。ただ、少子高齢化に伴う技能者不足や安定的な賃金確保、元下間の契約改善など、今なお残された課題も多い。若手経営者3人に集まっていただ…
2025年5月27日
和食ダム本体建設完了/施工は大成建設/堤体打設中断乗り越え試験湛水
高知県が芸西村を流れる2級河川和食川上流で進めていた多目的ダム「和食(わじき)ダム」の本体建設工事が6月30日に完了を迎える。和食川流域は梅雨期や台風期の降水量が多く、特に台風期の豪雨により災害が多く発生。水不足も課題になっていた。2013年10月の着工から11年の歳月を経て24年10月に試験湛水を開始した。大成建設が施工を担当し長期にわたるプロジェクトを完遂した。
2025年5月26日
日本有数の都市型競馬場である船橋競馬場(千葉県船橋市)の大規模改修工事が完了した。設計上のさまざまな工夫を取り入れ、幅広い世代に競馬を楽しんでもらえるようにした。設計・施工は大成建設が担当。2020年1月から約5年間に及んだ工事期間中、事業主、施工者、コンストラクションマネジャー(CMr)が協議を重ね、「競馬開催」を止めることのないよう、課題を解決しながら施工を進めた。
2025年5月21日
レーベン水戸ONE STATE TOWER完成/設計・施工は川口土木建築工業
MIRARTHホールディングスの事業会社タカラレーベン(東京都千代田区、秋澤昭一社長)がJR水戸駅(水戸市)の南口エリアに開発した総戸数225戸のタワーレジデンス「レーベン水戸ONE STATE TOWER」が完成した。低層部に商業スペースを設けた物件であり、外観や植栽に工夫を凝らしている。こうした取り組みを通じて、地域活性化にも貢献する。建物の設計と施工は、川口土木建築工業(埼玉県川口市、古川…
2025年5月20日
信州大学アクア・リジェネレーション共創研究センター完成/建築施工は池田建設
信州大学が松本キャンパス(長野県松本市)で建設を進めてきた「アクア・リジェネレーション共創研究センター」が完成した。大学の特色を生かした基礎研究から社会実装まで一気通貫で実施できる研究拠点となる。建物の設計を教育施設研究所(東京都中央区、飯田順一代表取締役)、施工は建築を池田建設(東京都千代田区、古賀智道代表取締役)、電気をTOSYS(長野市、笠井澄人社長)、機械を川崎設備工業が担当した。
2025年5月20日
2025年近畿の水道施設整備企画/地域から挑む新たな水道モデル
人口減少や施設の老朽化、技術者不足といった課題が深刻化する中、近畿圏では持続可能な水道事業体制の構築に向け、府県単位での広域化が進められている。奈良県では4月、県と26市町村による「奈良県広域水道企業団」が発足し、新たな枠組みのもとでの事業運営が始まった。岡田伸一郎事務局長に広域化の狙いや施設整備の方向性を聞いた。また、大阪広域水道企業団、大阪市、神戸市など近畿各地の地方公共団体が計画する主要な…
2025年5月19日
レーベン鶴岡 GRAN MARK TERRACE完成/施工は淺沼組
MIRARTHホールディングスの事業会社タカラレーベン(東京都千代田区、秋澤昭一社長)が山形県鶴岡市で開発した「レーベン鶴岡GRANMARKTERRACE」が完成した。歴史的建造物も多い由緒ある場所で総戸数128戸の低層大型レジデンスを実現した。ゆとりある暮らしが送れる各種設備や充実した共用施設などを備えた施設の設計を空間創造社(仙台市青葉区、飯塚信一代表取締役)、施工を淺沼組が担当した。
2025年5月16日
イオンタウン(千葉市美浜区、加藤久誠社長)が三重県松阪市の国道沿いに建設した「イオンタウン松阪船江」が完成し、4月25日にグランドオープンを迎えた。スーパー「イオンスタイル松阪船江」や数十の専門店、公民館や郵便局など、地域の暮らしに必要なさまざまなサービスをそろえている。開発工事の設計を都市企画設計コンサルタント(奈良県橿原市、前川浩二代表取締役)、開発造成工事と、2期に分けた建築工事の設計・施…
2025年5月15日
空気調和・衛生工学会(空衛学会、秋元孝之会長)は15日、東京都港区の明治記念館での総会の席上、2024年度の学会賞をはじめとする各賞の表彰式を開く。第63回学会賞論文賞に7件、技術賞に5件(奨励賞含む)を選定。第25回特別賞十年賞、第13回同リニューアル賞を1件ずつ選んだ。第39回振興賞技術振興賞を10件、第2回コミッショニング賞を1件に決めた。このほか、第34回篠原記念賞に青井健史氏(日建設計…
2025年5月15日
漁港プレキャスト工法研究会/プレキャストコンクリート製残置型枠工法
建設業においては、改正労働基準法に規定する時間外労働の上限規制の罰則が2024年4月から適用になるとともに、同年6月に成立した第3次担い手3法に基づき、近年の厳しい担い手不足に対応するため、労働者の処遇改善、働き方改革、生産性向上などに総合的に取組むこととしています。 このような中、一般社団法人全日本漁港建設協会が運営する漁港プレキャスト工法研究会では、漁港整備における働き方改革や生産性向上に…