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検索結果:4801件

2024年4月17日 [1面]

 セメント・生コンクリート業界が国内需要の低迷やコストアップへの影響に危機感を募らせている。全国生コンクリート工業組合・協同組合連合会(全生連)の斎藤昇一会長は需要が落ち込む中、原材料価格や輸送コストなどが上昇しており、将来的にさらなる価格転嫁が必要になるとの見方を示す。骨材の安定供給も課題に挙げる。  セメント卸協同組合連合会(渡辺聡会長)と全国生コンクリート卸協同組合連合会(山下豊会長)が15…

2024年4月17日 [1面]

 国土交通省は2040年度までに建設現場のオートメーション化(自動化)を実現する目標を掲げ、関連施策を「i-Construction2・0」と呼んで展開する行動計画を発表した。今後さらに深刻化する担い手の減少に対応すべく、省人化対策を前面に打ち出す。計画期間内に達成を目指す最低限の数値目標を、1・5倍の生産性向上とほぼ同等の「省人化3割」と設定。現場施工の自動化に加え、BIM/CIMなどのデータ連…

2024年4月17日 [1面]

 夏のような汗ばむ陽気となった14日の日曜日。この春に入学した近所の中学生らが所属するサッカーチームの試合を観戦するため、南関東の海辺の街を訪れた▼小学生時代の8人制に慣れた選手たちは、大人と同じ広さのピッチと11人制に戸惑った様子。いつもと違う環境に苦労しつつも、はつらつとプレーする姿がほほ笑ましかった▼海からの心地よい潮風に乗って桜の花びらがピッチに舞い込む。子どもと大人たちの楽しげな声が響き…

2024年4月17日 [3面]

 大成建設が埼玉県幸手市に建設している同社グループの次世代技術研究所研究管理棟が、2月27日付で国の建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の5段階中最高評価とZEB認証を取得した。同社が開発したさまざまな省エネ・創エネ技術が効果を発揮。建物由来の二酸化炭素(CO2)排出量で大部分を占める運用段階の設計1次エネルギー消費量に関し、BELS認証で標準建築物の基準値から年間115%削減できると評価さ…

2024年4月17日 [4面]

 東京都豊島区の池袋駅東口近くのエリアで、再開発に向けた動きが次のステージに進む。権利者などが中心となり、2024年度内に再開発準備組織を立ち上げる予定だ。池袋の玄関口としてアクセス性をさらに高め、駅から人を呼び込む。周辺地域にも人を誘導し、東口全体の起点となる地区を目指す。  計画地区は東池袋1の1~7(面積約1・6ヘクタール)。権利者数は3月時点で81人となっている。  池袋駅東口地区の再開発…

2024年4月17日 [5面]

 千葉県習志野市はJR津田沼駅南口地区の市街地再開発事業を一層進める。ショッピングプラザ「モリシア津田沼」や駅前広場を含め一体的に整備する。計画では、約50階建ての高層マンションや商業施設を設け、新たなにぎわいの拠点にしたい考え。長期休館中の「習志野文化ホール」は建て替える。12日に「再開発事業推進支援業務委託」の一般競争入札を公告。18日まで参加を受け付ける。  委託件名は「津田沼駅南口地区にお…

2024年4月17日 [6面]

 東北地方整備局は2024年度の工事事故防止目標を公表した。全治1カ月以上3カ月未満の中傷事故が約半数に上る実態を重く見て、危険要因を踏まえ対策を強化。カメラの設置による現場作業の見える化などDXを積極的に活用し、安全性を高める。「予定外作業や省略行動の排除」など5項目を事故防止重点取り組み方針に設定し、工事事故の撲滅を目指す。  重点取り組み方針には▽「挟まれ」「墜落・転落」事故の危険性がある現…

2024年4月17日 [8面]

 阪神高速4号湾岸線のリニューアル工事が16日午前4時に始まり、阪神高速道路会社は報道関係者に現場を公開した。工事区間は大浜出入り口~泉大津出入り口間の11・1キロ。開通から30年以上が経過し、鋼床版に亀裂が入るなど損傷が発生しており、耐久性を向上させるため、舗装の全面打ち換えや伸縮継ぎ手の補修などを行う。事業費は約50億円。  同工事は道路構造物を長寿命化する「高速道路リニューアルプロジェクト」…

2024年4月17日 [9面]

 中国地方整備局は17日、BTO(建設・移管・運営)方式によるPFIで取り組む「広島地方合同庁舎防災棟(仮称)整備等事業」の一般競争入札(WTO対象)を公告する。入札は段階選抜方式を採用。6月7日まで1次審査資料、8月26日~9月25日に入札書と2次審査資料を受け付け、12月6日に開札する。  参加は、設計業務、建設業務、工事監理業務、維持管理業務、運営業務を実施する複数の企業で構成されたグループ…

2024年4月17日 [10面]

 技術者をはじめ土木専門職の担い手育成に力を入れている山形県立米沢工業高校。建設環境類土木コースは、土木専門職への過去10年の就職率が9割で推移する。県内外の建設会社や道路舗装会社などで活躍している卒業生が多く、鉄道運行会社に就職するような生徒も増えてきた。授業は社会基盤工学の時間を増やし、実習や課題研究に力を入れている。教諭の後藤武志建設環境類長・環境工学科長は、社会で活躍する場を生徒に提供する…

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