技術・商品

三井住友建設/高性能コンクリを橋梁に初適用/FRP緊張材と組み合わせ超高耐久実現 [2019年7月10日3面]

 三井住友建設は9日、自社開発した高性能コンクリートを超高耐久プレストレスト(PC)橋梁に初適用したと発表した。「ひび割れリスクがほぼゼロ」といった特徴を持つ高性能コンクリートと腐食しない緊張材と組み合わせ橋梁に適用することで、優れた耐久性を確保しつつ施工効率の向上などを実現した。
 高性能コンクリート「サスティンクリート」はひび割れが発生しにくいだけでなく、流動性が高く、製造工程での二酸化炭素...続きを読む

佐藤工業/ぴあアリーナMM(横浜市西区)の屋根鉄骨工事大詰め/システムトラス採用 [2019年7月9日3面]

 佐藤工業が横浜・みなとみらい地区で施工する収容1万人規模の音楽イベント専用アリーナ「ぴあアリーナMM」(発注者=ぴあ)で、屋根の鉄骨工事が大詰めを迎えている。鋼管を立体的な三角形に組み上げる日鉄エンジニアリングのシステムトラス(NSトラス)と、一般的なトラス屋根に使うH鋼のリングトラスを組み合わせた構造が特徴。二つのトラスを組み合わせることで強度や安定性が向上し、大空間を実現できる。今月中旬のジ...続きを読む

大成建設、キャタピラージャパン/無人化施工の取り組み強化/建機の円滑動作実証 [2019年7月9日3面]

 キャタピラージャパンと大成建設が無人化施工に向けた取り組みを強化している。5日に行った実証実験では、無人のショベルが土砂の掘削から隣に止めた10トンダンプトラックへの積み込み、荷台の土砂をならす作業までをスムーズに行った。土砂の掘削、積み込みはほとんどの建設現場で行う作業。実証実験の結果は良好で、無人化施工の実用化に向け研究開発をさらに加速する。
 実験は三重県内にある大成建設の協力会社が保有...続きを読む

アジア航測/鉄道施設向け維持管理サービス開始/高密度点群データで線路の異常感知 [2019年7月8日3面]

 アジア航測は5日、鉄道施設の維持管理を効率化する新システム「RaiLis」(レイリス)の販売をスタートした。レーザースキャナーやGNSS(全球測位衛星システム)などで計測した高密度な3D点群データを基に、線路のゆがみや異常を自動で出力。検査人員が少なく済む上、線路内での立ち入り時間が大幅に減るなど維持管理の効率化を後押しする。
 同社とJR西日本が共同開発した。道路の点群データを集積し3Dモデ...続きを読む

大成建設/製造時のCO2排出量少ない天然石材調建材開発/材料費も1割低減 [2019年7月5日3面]

 大成建設は、製造工程で発生する二酸化炭素(CO2)の排出削減とコストの低減を両立した天然石材調建材を開発した。顔料による着色が可能で、さまざまなバリエーション展開が可能だ。横浜市戸塚区にある同社技術センター実験棟の一部に初適用した。今後は内外装の仕上げ材や外構資材などに適用範囲を広げ普及を目指す。
 天然石材調建材「T-razzo」(ティー・ラッツォ)は、CO2排出量削減を目的とした大成建設独...続きを読む

竹中工務店/オフィス照明に直流給電するシステム開発/大阪のビルに初導入 [2019年7月4日3面]

 竹中工務店は3日、独自のエネルギー・マネジメント・システムのI.SEMを活用し、太陽光発電などの直流電力をオフィス照明に給電するシステムを確立したと発表した。新しい給電方式に需要家側の電力制御(デマンドレスポンス)、BCP(事業継続計画)対応を組み合わせた「I.SEM+DCPS」を構築。大阪市北区の「栗原工業ビル」に初導入した。
 ビルに設置した太陽光発電システムやリユース蓄電池、電気自動車(...続きを読む

大林道路/積載量表示ダンプを現場に試行導入/作業効率15~20%向上 [2019年7月4日3面]

 大林道路は大煌工業(埼玉県川口市、山下将弘代表取締役)、極東開発工業(兵庫県西宮市、高橋和也社長)と共同開発した積載量の計測・表示が可能なダンプトラックを、自社施工する現場に試行導入した。積載量を正確に計測できるようになったことで、作業効率が従来比で15~20%ほど向上したという。8月末に販売開始し、年間300台の販売を目指す。
 3社で共同開発した「スケールダンプ」は荷台下に計量装置、荷台前...続きを読む

大成建設ら/山岳トンネル覆工コンクリを見える化/モニタリングシステム開発 [2019年7月3日3面]

 大成建設ら2社は、山岳トンネル覆工コンクリートの打設状況をリアルタイムに把握し、計測データを自動で記録するモニタリングシステム「T-iMonitor Tunnel Concrete」を開発した。鋼製移動式型枠(セントル)に、温度、圧力などの各種センサーを設置して、得られた情報を一元管理するもの。覆工コンクリート打設状況の「見える化」やさらなる品質向上につなげる。
 トンネル用建設機械の製作など...続きを読む

大成建設/細胞培養実験器具の遠隔操作を実現/リスク低減、一人で複数施設に対応可能 [2019年7月3日3面]

 大成建設が細胞培養で使う実験器具(ピペット)の遠隔操作システムで試作品を完成させた。繊細な動きが求められる培養実験に対応し、安全で安定した操作ができるようにした。一人で複数施設の培養にも対応できるため、生産性の向上に寄与する。
 操作側、遠隔側のロボットアームには大手自動車部品メーカー・デンソーと、産業機械メーカーのデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、杉戸克彦社長)が共同開発した小型6軸協働ロボ...続きを読む

ダイダン、旭計装/手術室向け空調システムを開発/低コストで除湿、快適環境実現 [2019年7月2日3面]

 ダイダンと旭計装(福岡市東区、中尾博一代表取締役)の2社は、低コストで導入できる手術室向け空調システム「からっとオペ」を共同開発した。室内温度の制御に加え除湿機能を備えたのが特徴。梅雨時期に高湿度になりがちな手術室の環境を改善し、医療従事者の快適性を向上させる。3年間で20セットの販売を目指す。
 同システムは、冷房除湿と加熱のダブルコイルの空調ユニット、冷房専用のシングルコイルの空調ユニット...続きを読む

戸田建設/建機ARを開発/設置状況を見える化、配置計画立案など容易に [2019年7月1日1面]

 戸田建設は、建設機械の3Dモデルと実際の工事現場映像をAR(拡張現実)でタブレット端末上に表示するシステム「建機AR」を開発した。建機を設置した際の周辺状況や建機稼働時の危険箇所などを視覚的に確認することが可能で、建機の配置計画立案時の労力軽減や調整の円滑化などにつなげる。
 同システムでは、表示させたい建機の3Dモデルをタブレット端末で選択し、現場の映像と実物大の建機画像を合成させる。建機の...続きを読む

大林組/技研施設をリニューアル/突風対策など技術開発加速 [2019年7月1日3面]

 大林組は6月28日、突風災害の対策提案や高性能な遮音構造の開発強化を目的に、技術研究所(東京都清瀬市)にある環境工学実験棟などのリニューアル工事を実施したと発表した。多様な気流を発生させる「多目的風洞実験装置」と、快適な音環境を実現するための各種実験を行う「音響実験施設」も更新した。
 多目的風洞実験装置には、多様な気流を発生させるマルチファン型非定常気流風洞装置を増設。81個の小型ファンの回...続きを読む

大林組/耐火被覆吹き付けロボット開発/自動化で作業効率3割向上 [2019年6月28日1面]

 大林組は、建築物の鉄骨の耐火被覆吹き付け作業を自動化するロボットを開発した。BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を利用して作業データを登録すると、ロボットがロックウール吹き付け作業と自律移動を繰り返す。1日単位の長時間作業も可能。これまでの人による作業と比較して3割程度の効率アップが期待できるという。2020年度の実用化を目指している。
 ロボットの開発は省人化や作業効率・環...続きを読む

竹中工務店/建物開口部の害虫侵入抑制設備を開発/2重の風活用 [2019年6月28日3面]

 竹中工務店は、建物開口部向けの飛来虫侵入抑制設備「バグフラッシャー」を開発した。2層の風を吹き出し虫の侵入を防ぐ。通常のエアカーテン機能に加えて、シャッターの下側などにたまっている虫も除去する。食品・医薬品製造施設など特に害虫管理が求められる施設への適用を想定している。7月中に販売を開始する予定。まずは同社が手掛ける案件で導入を提案していく。将来的な外販も視野に入れている。
 バグフラッシャー...続きを読む

三成研機/工事用エレベーターの給電ケーブルレス化推進/大型機種への導入めざす [2019年6月27日3面]

 工事用エレベーターなどの開発や販売、レンタルを手掛ける三成研機(埼玉県日高市、椎野尊広社長)が、積載荷重2~3トンクラスの大型工事用エレベーターで給電のケーブルレス化を目指している。現在、建設現場で1トンクラス機種を対象に給電トロリーの実証試験が進んでいる。より大型の機種の導入ができれば建設現場の作業効率化や工期短縮に貢献できると見ている。
 給電トロリーでケーブルレス化を実現すれば、風などに...続きを読む