特集


2025年10月15日

2025提言特集/インフラ大更新時代の行方-産官学の役割は

 高度成長期に整備された大量の社会インフラが老朽化する中、更新と維持管理を軸とした「インフラ大更新時代」への対応が急務となっている。行政は戦略的な優先順位付けと予算配分、調達制度の見直しを迫られ、学会や研究機関には現場と連携した技術の実装や人材育成が求められる。  建設業界と建築界も、従来の新設中心から維持管理や再生へと役割を広げ、スマート技術の導入や脱炭素など社会課題への対応が欠かせない。AIや…

2025年10月15日

ライオン小田原工場完成/設計・施工はライオンエンジニアリングと大成建設

 ライオンが神奈川県小田原市で建設を進めていた新工場が完成した。同社の医薬品部門の基幹工場で、国際基準に準拠した最先端の製造拠点となる。同社工場初のZEB Ready認証を取得したほか、生産能力を増強して国内外の需要拡大に対応する。設計・施工はライオンエンジニアリングと大成建設が担当した。

2025年10月14日

鉄道の日

 10月14日は、「鉄道の日」。1872年の10月14日に日本初の鉄道が東京・新橋~横浜間に開業したのを記念し、その誕生と発展を願って制定された。新線建設や駅整備などを通じて、私たちの暮らしは利便性が高まっている。鉄道に関する話題を集めた。 8面 渡邊良首都圏新都市鉄道社長インタビュー 9面 首都圏で進む鉄道新線・延伸計画 10面 3Dプリンティングで鉄道施設を建設 11面 加速するホームドア整備…

2025年10月7日

キャプション by Hyatt兜町東京開業/設計は三菱地所設計、施工は大林組

 平和不動産が東京都中央区で開発を進めてきたホテル「キャプション by Hyatt 兜町 東京」が開業した。同社が日本橋兜町・茅場町地区で進める「日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト」の一環で、建物は地下1階地上12階建て。3~12階の柱・梁の一部を木造化する「木造ハイブリッド構造」を採用した。全195室の客室には兜町の歴史や文化に着想を得たアートやイラストを設置し、滞在中も街とのつながりを感じ…

2025年10月3日

中部地方整備局/優良工事等表彰・企業認定

国土交通省中部地方整備局の2025年度「優良工事等表彰」「工事成績優秀企業認定」が決定した。局長表彰は優良工事42件、安全工事7件、優良工事技術者40人、優良業務22件、優良工事技術者29人が栄誉に輝いた。部長・事務所長表彰として優良工事70件、安全工事8件、社会貢献等工事14件、優良工事技術者62人、優良業務66件、優良業務技術者56件、下請企業は236社、専任技術者・有能技術者174人が選ばれ…

2025年10月3日

TOYOTA ARENA TOKYO完成/設計・施工は鹿島

 トヨタ不動産(東京都千代田区、山村知秀社長)、トヨタ自動車、トヨタアルバルク東京(東京都江東区、林邦彦社長)が協働で推進してきた「TOYOTA ARENA TOKYO」が東京臨海副都心のお台場エリア「青海」に完成し、3日に開業する。プロバスケットボール(Bリーグ)のクラブ「アルバルク東京」のホームアリーナとなる。各種イベントに対応する多目的アリーナは、各種競技のアスリートに門戸を開き、音楽を志す…

2025年10月2日

第62回全国建設業労働災害防止大会

 建設業労働災害防止協会(建災防)と建災防兵庫県支部は10月2、3日に、ワールド記念ホール(神戸市中央区)と、神戸国際展示場(同)で第62回全国建設業労働災害防止大会を開く。同大会は、現地とオンライン配信を組み合わせたハイブリッド開催となる。本大会のスローガンは「その行動は大丈夫 一度止まって再確認 仲間意識で声掛け励行」。初日の総合集会は安全衛生表彰・顕彰、2日目の専門部会は会員企業による安全衛…

2025年10月1日

グレッグ外語専門学校新宿校建て替え完成/設計はMET、施工は安藤ハザマ

 東京ビジネス学園(東京都目黒区、吉岡公珠理事長)が東京都新宿区で進めてきたグレッグ外語専門学校新宿校の建て替え工事が完成した。学生らが可能性と向き合い夢を探求する学びを「航海」と捉え、帆船に見立ててデザインした新校舎が船出する。マルチカルチャーで知られる新大久保の地に新たに誕生した新校舎の設計をMET(東京都渋谷区)、施工を安藤ハザマが担当した。

2025年10月1日

日本学園中学・高校新校舎5号館完成/設計は教育施設研究所、施工は東急建設

 日本学園が運営する日本学園中学校・高等学校(東京都世田谷区)の敷地内で建設していた新校舎「5号館」が完成した。2026年度に明治大学の系列校になり、「明治大学付属世田谷中学校・世田谷高等学校」へと改称。男女共学化する。こうした変化に合わせて教育環境を充実する計画。同大学との学習連携を実現する多目的ランチルームを中心に、学習や交流・活動を促すゆとりある広い廊下やラウンジ、テラスなど、生徒の成長を促…

2025年10月1日

町田市南エリア中学校給食センター完成/設計は阿波設計事務所、施工は徳倉・馬淵JV

 東京都町田市の「南エリア中学校給食センター」が完成した。5校を対象に最大3100食を提供する活動が1日から始まる。PFI事業として15年間に及ぶ管理・運営をSPC(特定目的会社)の「町田市中学校給食サービス」が担う。住宅地の一角に交流拠点となる多目的室やカフェも併設した施設は、設計を阿波設計事務所(大阪市浪速区、湯浅武夫代表取締役)、施工を徳倉・馬淵JVが担当した。

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