滋賀県は7日、「(仮称)第二大津合同庁舎新築工事」の一般競争入札(WTO対象、総合評価方式)を公告する。「(営繕工事版)週休2日取組促進型工事(発注者指定方式)」の対象で、契約後VE方式を採用。入札参加資格確認資料や技術提案書などは6月3日まで受け付ける。入・開札は8月18日で、同21日に落札者を決定する。工期は2027年2月26日までで、同4月の供用開始を予定している。
県庁西側の県有地に医療福祉センター機能と人材養成機能を併せ持つ医療福祉拠点、にぎわい創出機能を一体的に整備する。このうち医療福祉センターを第二大津合同庁舎として整備。1階にパスポートセンターやホール、2階に県の執務室やコントロールセンター、3~6階には医療福祉関係団体などの執務室や会議室などを設ける。
参加できるのは2~3者JV。建築一式工事の特定建設業の許可があり、県の特定調達契約競争入札参加有資格者名簿に登載されている者で構成する。代表者は経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書での建築一式の総合評定値が1300点以上、その他の構成員は900点以上であること。代表者は過去15年以内に主な構造がRC(PCa〈プレキャスト〉造を含む)、SまたはSRC造延べ4500平方メートル以上(複合建築物の場合は建物1棟の面積、改築の場合は当該部分)、その他の構成員は同2000平方メートル以上の建築物の新築または改築工事の元請施工実績があること。
概要は庁舎棟(PCa一部S造6階建て延べ6902平方メートル)と駐車場棟(W造平屋23平方メートル)の建築工事と外構工事一式。場所は大津市京町3の226の1。
設計業務は滋賀県建築設計監理事業協同組合が担当した。