2025暑中特集/戦後80年、国土づくりのこれまでとこれから

2025年7月31日 特集

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 戦後80年、日本は焼け野原から驚異的な復興を遂げ、世界有数の経済大国へと成長した。建設産業はそうした歩みを支え国土づくりの一翼を担ってきた。インフラ整備、高度経済成長期の都市開発、災害復旧など果たした役割は計り知れない。 人口減少や気候変動といった新たな課題に直面し、持続可能な社会を築くため転換期のただ中にもある。再生可能エネルギーの導入、老朽化インフラの更新、地域の防災力強化など課題は枚挙にいとまがなく、建設産業の役割はますます重要になる。これからの国土づくりは人と自然が共生し、誰もが安心して暮らせる社会の実現に向けた挑戦といえる。建設産業はその最前線で未来を切り開く重責を担い続ける。