トヨタ不ら/トヨタアリーナ東京10月3日開業/スポーツ界の発展に寄与

2025年8月29日 行事 [4面]

文字サイズ

 ◇設計・施工は鹿島
 東京の湾岸エリアに新たなスポーツ施設が10月3日オープンする。延べ約3・7万平方メートルの規模で、約1万人の観客を収容。主にプロバスケットボールチームの本拠地として利用する。施設の運営などを担うトヨタアルバルク東京の林邦彦社長は28日の内覧会で「バスケットボールだけでなくスポーツ界の発展に寄与したい」と話した。=1面参照
 開業するのはトヨタアリーナ東京(東京都江東区青海1の3の1、敷地面積約2万6466平方メートル)。トヨタ自動車のテーマパーク「メガウェブ」の跡地に建てた。建設プロジェクトはトヨタ不動産とトヨタ自動車、トヨタアルバルク東京が推進した。土地所有者はトヨタ自動車で、建物はトヨタ不動産が持つ。
 施設の構造はS造地下1階地上6階建てで、工期は2023年7月~25年6月。設計・施工は鹿島が担当した。林社長は「チームと施設との一体経営はクラブの価値を高める上で必須だ」と述べ、トヨタアルバルク東京が主体的に建設に関わってきたことを説明した。
 開業後は10月ごろから翌年5月ごろまでBリーグ・アルバルク東京のホームとして約30試合開催する。アルバルク以外のチームもホームゲームを開く。プロダンスリーグやコンサート、MICE(国際的なイベント)の会場としても使う。メインアリーナの稼働率は点検日や設営期間などを除き年間100%だという。
 メインアリーナは全ての座席からバスケットボールコートが見やすい楕円(だえん)型を採用した。選手との距離も近くなるよう設計している。アリーナ中央部の天井からは大型ビジョンをつり下げた。あらゆる方向から表示内容を見ることができる。メインゲートから建物内に入ると大型ビジョンが飛び込んでくる構造で、会場音と合わせて非日常の空間に誘導する。