大成建設、日本将棋連盟/大成建設杯第7期清麗戦就位式開く/福間香奈清麗が防衛

2025年12月22日 行事 [3面]

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 大成建設と日本将棋連盟(清水市代会長)は、女流棋戦「大成建設杯第7期清麗(せいれい)戦」で防衛を果たした福間香奈清麗の就位式を、18日に東京都千代田区のホテルニューオータニで開いた。福間清麗に清水会長が就位状を授与。大成建設の相川善郎社長が賞杯と賞金目録、土屋弘志副社長執行役員が副賞を贈った。
 清麗のタイトルを争う五番勝負では、予選・本選を通過した渡部愛女流四段が挑戦。福間清麗が3勝0敗でタイトルを防衛した。福間清麗のタイトル保持は通算6期になった。
 就位式で相川社長は「女流棋士のトップとして福間清麗は強さを存分に発揮された。棋士の皆さんが清麗戦の舞台で活躍されるようこれからも応援していく」と話した。清水会長は「皆さんの注目を集める熱戦だった」と評した。
 福間清麗は「相川社長とチームラボの猪子寿之代表の対談動画を見て、相川社長の『考えないで感動しちゃえばいい』という言葉が心に残った。その言葉を思い出しながら、自分なりに工夫できたシリーズ戦になった。これからも高みを目指して精進したい」と語った。