日建連北海道/札幌市内の建築工事現場でけんせつ小町見学会開く

2025年9月18日 行事 [6面]

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 日本建設業連合会(日建連)北海道支部(奥村一正支部長)は16日、五洋建設が札幌市中央区で施工する「札幌第4地方合同庁舎新営23建築工事」の現場でけんせつ小町現場見学会を開いた=写真。会員企業から技術系、事務系の女性社員30人が参加し、現場のスケールを体感した。
 同工事は北海道開発局営繕部が発注。札幌市中央区北2西19の7ほかの北海道開発局札幌開発建設部の敷地内でSRC一部S造9階建て延べ1万3458平方メートルの庁舎を建設する工事。設計は梓設計、工事監理は北海道建築総合研究所が担当し、五洋建設が建築主体工事を進めている。工期は2026年2月27日までで、9月15日時点の進捗率は82・8%となっている。
 開会に当たり同支部の木村隆之広報委員長は「見学会では現場の最前線を見ることで、より一層建設業を知ってもらいたい」と見学会の意義を説明した上で「午後からの座談会では情報交換のきっかけの場として横のつながりを図ってほしい」と呼び掛けた。
 続いて北海道開発局営繕部営繕整備課建築基準係の熊倉有美さんが事業全体について、五洋建設の藤本豪工事所長が施工概要や進捗状況について説明。その後一行は2班に分かれ、五洋建設の職員の案内で現場を視察した。
 現場見学終了後には札幌市中央区のTKPガーデンシティPREMIUM札幌大通に移動して座談会を開き、職場の悩みなどについて意見を交わした。