丸本組/宮城県東松島市に寄付/ブルーインパルス機体、道の駅に常設展示支援

2025年10月2日 行事 [6面]

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 丸本組(宮城県石巻市、佐藤昌良社長)は、宮城県東松島市が航空自衛隊ブルーインパルスの機体を道の駅「東松島」に常設展示するプロジェクトに100万円を寄付した。9月30日に佐藤社長が東松島市役所を訪れ、渥美巌市長に目録を手渡した。佐藤社長は「創業80期を機に市の交流人口を増やす協力ができればと社内で協議し、寄付を決めた。機体を間近で見られる良い機会をつくってほしい」と期待を寄せた。
 その後、渥美市長が佐藤社長に感謝状を贈呈した。渥美市長は謝意を述べた上で「全国にいるブルーインパルスのファンから寄付が集まっている」と宣伝効果に期待を込めた。ブルーインパルスの展示導入は年内に発注し、年度内に設置を完了する予定だ。
 航空自衛隊松島基地で運用され、航空幕僚監部から無償貸与を受けた退役機体(T-4)1機を「道の駅東松島」の広場に常設展示する計画。寄付金は展示費用や展示機体の維持管理に活用。一定額以上の会社はキャッチコピーなどを記した寄付銘板(15センチ×37センチ)を掲示する。
 道の駅東松島の所在地は、三陸沿岸道・上り矢本PAに隣接する小松上二間堀112の5。2024年11月に開業した。ブルーインパルスのイメージカラーである青と白を基調にデザインされ、尾翼、滑走路、格納庫などの装飾を建物に施している。