茨城建協ら実行委/ひたちなか市で建設フェスタ/7年ぶりにミニ上棟式など

2025年10月7日 行事 [5面]

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 茨城県内の建設関連団体らが主催する「建設フェスタ2025」が、ひたちなか市の笠松運動公園で4日に開かれた。約1・6万人が来場し、重機ショーや親子丸太切り競争などを楽しんだ。7年ぶりに「ミニ上棟式」も行った。茨城県建設業協会(石津健光会長)建設未来協議会の櫻井俊一会長は「親子で楽しんでもらい、建設業の魅力を知ってほしい」と話していた。
 30回目を迎えた建設フェスタは午前9時の開始前に多くの人が訪れ、開場後すぐにクレーン車の展示や高所作業車の体験乗車などのイベントブースに行列ができていた。初出展となる茨城建協の建女ひばり会(柳瀬香織会長)は、茨城県土木部と合同で橋梁点検の体験ブースを用意。子どもたちに橋の構造や点検方法を教えた後、会場内にある橋に移動してチェックシートを使い、点検作業に挑戦してもらった。
 全国クレーン建設業協会茨城支部は、新たにクレーンシミュレーター操作体験コーナーを設けた。茨城県土木部もシミュレーターを設置するなど、昨年よりも重機操作が体験できるイベントが増えていた。
 茨城大学工学部都市システム工学科はクイズコーナーを用意し、インフラや土木をテーマに出題した。毎年人気の「親子競演丸太切り」や「建設作業体験リレー」も盛り上がっていた。
 主な出展者は次の通り。
 ▽関東地方整備局▽茨城県▽茨城県建築士会▽茨城県建築士事務所協会▽アクティオ▽レンタルのニッケン▽東日本高速道路会社▽コマツ茨城▽日立建機日本▽西尾レントオール▽ABリース機械▽日本キャタピラー。