日本道路/福岡県東峰村と森づくり事業で協定締結

2025年11月12日 行政・団体 [9面]

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 日本道路は10日、福岡県東峰村と森づくり事業に関する協定を結んだ。今後、村内の森林での植樹活動への協力、同社のPRイベント、間伐材を用いた商品や教材づくりなどに取り組む。同日、村役場で開かれた協定式には、小楠直彦執行役員九州支店長や真田秀樹村長らが出席し、協定書を交わした。協定期間は2028年3月31日まで。
 同村は岩屋神社(宝珠山竹)本殿周辺約0・5ヘクタールの村有地を宝珠山百年の森として、記念植樹などの活動を続けている。
 同社は間伐材をチップ化して製造する舗装用ブロック「モクロック」を製造している子会社が同村にあるといった縁から、24年度の記念植樹に参加。地域住民や留学生が協力し合い活動する姿に共感し、協定締結を申し出た。
 協定式で真田村長は「応援していただけるとのことでありがたく思う。しっかりと手を携えて取り組みを進めていきたい」とあいさつした。
 小楠執行役員は「役場や地域住民の皆さんから温かい支援と指導をいただきながら、より良い活動となるよう社員一同最大限努力する」と述べた。
 25年度の記念植樹は23日を予定している。