伊藤組土建/札幌市で現場写真展開幕/若い感性で建設業の魅力発信

2025年11月13日 行事 [6面]

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 伊藤組土建が北海道内の学生と協力して実施している建設業PR企画「撮ろう!建設現場#北海道の学生が写し撮る建設の今、そして未来」の作品展が11日、札幌市中央区の大通ビッセ1階ロビーで開幕した。学生5人が撮影した同社工事現場写真を展示し、建設業の魅力を発信する。会期は17日まで(開催時間午前7時から午後11時まで、最終日は午後9時まで)。
 学生が撮影した同社の工事現場作品を発信することで、同社や建設業に対する社会の関心を高めることを目的に企画した。昨年に続き、今回が2回目となる。開催に当たっては、4~5月に道内の大学や専門学校の学生フォトグラファーを募集し、枡本知峻さん(専門学校札幌ビジュアルアーツ2年)、佐藤楓輝さん(同)、末田晏陽さん(同)、豊岡菜月さん(北海道大学4年)の4人を選出。8月から同社の現場を順次撮影し、インスタグラムで公開してきた。作品展ではその中から厳選した66点を展示している。
 11日のオープニングセレモニーでは、同社の大谷吉則社長が、欠席した末田さんを除く学生3人に感謝状と賞金を授与した=写真。大谷社長は「資材や重機の質感、作業員の働き方や笑顔にフォーカスするなど現場作業員の目線とは違う若い感性で現場を切り取ってもらい、われわれでは表現しづらい建設業のかっこよさが表現されている。作品を通して一般の方にはイメージしづらい建設現場を身近に感じてもらいたい」と話した。