東京2025デフリンピック11月15日開幕/建設業界から9競技17人が出場

2025年11月14日 行事 [1面]

文字サイズ

 聴覚に障害のあるアスリートたちが競うスポーツの祭典「デフリンピック」が15日、東京で開幕する。国内では初めての開催で、東京都を主会場に21競技が行われる。70を超える国と地域から約3000人の選手が集まり、26日まで熱戦が繰り広げられる。建設業界からも多くの選手が出場しメダル獲得を目指す。
 デフリンピックは国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催する。合図や指示が目で分かるよう、国際手話やランプ、旗などを使う「視覚による情報保障」が特徴だ。1924年に第1回大会がパリで開かれ、31年の第3回以降は4年ごとに実施されている。
 「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025(東京2025デフリンピック)」は、100周年の節目を迎える大会。建設業界からは9競技に17人が出場する予定だ。
 出場選手は次の通り。▽選手名(競技)=所属。日本選手団名簿順、敬称略。
 ▽藤田彩音(バスケットボール)=山九▽伊藤碧紀(ビーチバレーボール)=大東文化大学・大成温調▽堀花梨(同)=大成温調▽中尾悠人(サッカー)=大和ハウス工業▽古島啓太(同)=住友電設▽高橋遥佳(同)=三陽建設▽加賀屋圭一(ハンドボール)=高砂熱学工業▽久保南(水泳)=大日本ダイヤコンサルタント▽亀澤理穂(卓球)=住友電設▽鈴木梨子(テニス)=NTT都市開発▽坂下真一(バレーボール)=ダイキン工業▽佐藤愛莉(同)=大成建設▽中田美緒(同)=清水建設▽長谷山優美(同)=住友電設▽船川真央(レスリング)=ミライト・ワン。