ゼネコン大手5社(清水建設、鹿島、大林組、大成建設、竹中工務店)の有志による「第45回SKOTT駅伝大会」が15日、東京・荒川河川敷の葛西橋近くで開かれた。3人一組で82チーム約250人が出場。1周4・8キロのコースを3周する計14・4キロでタイムを競った。優勝は竹中工務店の「MORIZAP green」。2位に1分以上の差をつける快走を見せた。同社は会社として3連覇を果たした。
開会式で高橋生実行委員長(清水建設)が「とにかく安全に、けがなく走ろう」と呼び掛け、午前9時過ぎに第1走者が一斉にスタートした。上位進出、楽しく仲間と走りたいなど各チームが思い思いの目標を立て、秋空の下でレースを楽しんだ。
優勝したMORIZAP greenは、昨年より38秒早い、48分10秒の好タイムを記録。第1走者の本田晃士郎さんは「この日のためにしっかり走り込んできた」と笑顔。第2走者の網谷直樹さんは「(昨年生まれた)子供の記憶に残る頃まで連覇し続けたい」と目標を新たにする。第3走者の上杉祥大さんは、2024年の第100回箱根駅伝で創価大学のアンカーを務めた本格派。「第2走者までの2人がすごく良い流れで来てくれたので、楽な気持ちで走らせてもらった」と振り返った。
SKOTTは5社の頭文字にちなんだ名称。第45回大会の幹事は竹中工務店と清水建設が務めた。2位は鹿島の「トルネード鹿島」(49分22秒)、3位は大林組の「&大林Aチーム」(51分20秒)だった。







