千葉市/土木の日イベント開く/千葉生コン工組らが出展、土のうで文字づくりも

2025年11月18日 行事 [5面]

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 千葉市は、土木の日(11月18日)の特別イベント「はたらくくるまみんなあつまれ2025」を16日、中央区にある市役所で開いた。千葉県生コンクリート工業組合(千葉生コン工組、勝呂和彦理事長)らが協力。子どもたちがモルタルで「ミニモアイ像」の製作体験を行った。千葉市建設業協会(田中秀典会長)は土のうづくり体験コーナーを用意。土のうで「千葉開府900年」の文字を作った。
 8回目のイベントには約2000人が来場した。千葉生コン工組は木更津工業高等専門学校と共同で、ミニモアイ像づくりコーナーを準備。親子連れの参加者と一緒にモルタルを練って型枠に流し込み、高さ約5センチのミニモアイ像を作った。コンクリートに関連したクイズでは、子どもたちが元気よく手を挙げる姿が印象的だった。
 コンクリートミキサー車を使った荷下ろし体験も実施。ミキサー車のレバーを操作し、生コンに見立てたカラーボールを落としてもらった。勝呂理事長は「展示を楽しんでもらい、さらに生コンのPRができれば」と話した。
 千葉市建協は、測量器具を使った宝探しゲームや小型バックホウを使ったカラーボールすくいゲーム、土のうづくり体験を用意した。参加者が作った土のうと、10月に市と千葉市建協が協力して作成した土のうを使い、千葉開府900年を記念した文字も作成した。
 市はパトロールカーや高所作業車などの作業車両の展示、乗車体験を展開。土木作業道具の展示や下水道の役割を学ぶコーナーを設置した。