阪神高速会社/淀川左岸線現場で「土木フェスタ」開く/一般市民400人が参加

2025年11月20日 行事 [10面]

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 阪神高速道路会社は16日、「土木の日」の協賛行事として、大阪市北区で進む淀川左岸線(2期)の建設現場で「土木フェスタ」を開いた。親子連れなど約400人が参加し、体験イベントを楽しみながら土木技術への理解を深めた。
 舞台は大阪・関西万博アクセスルートの一部に活用された新御堂筋から淀川左岸線(2期)への橋梁部分を含む淀川左岸線豊崎IC(仮称)の建設現場。
 現在は「豊崎工区換気所新築および開削トンネル・下部工事」(施工=清水建設・東亜建設工業・大豊建設JV)として、換気所新築の掘削工事や開削トンネルの地盤改良工事などが進められており、参加者は工事内容の説明を受けながら現場を見学。万博アクセスルートに使われたICランプ橋ではクイズを交えたウオーキングを楽しんだ。
 イベント会場には阪神高速グループが土木技術の体験・展示コーナーを設け、大阪湾岸道路西伸部やリニューアルプロジェクトなどをパネルや模型で紹介。ミニパワーショベルの操作やコンクリート練り、横断幕ポーチ飾り付けなどの体験イベントも行われ、親子連れでにぎわっていた。