川崎市多摩区の登戸駅前地区市街地再開発組合(井出正文理事長)は、JR・小田急登戸駅の南側に建設する超高層ビルの施工者を前田建設に決めた。設計はINA新建築研究所・前田建設JV。3月2日に着工し2029年10月31日の竣工を目指す。参加組合員として東急不動産、小田急不動産、東急の3社が参画している。
建設地は登戸90街区の一部(敷地面積5950平方メートル)。RC一部S造地下1階地上38階建て延べ6万4695平方メートルの規模で、高さは約139メートルを計画している。用途は共同住宅、店舗、保育所、駐輪場など。
ビルは低層部に店舗や観光支援機能を配置し、5階以上が計442戸の住宅になる。2階に地域の観光情報を発信する「NOBORITO INFO-HUB」やコワーキングスペース、マルシェなどを開催できるオープンスペースを設ける。2階の屋外広場は駅と直結する。
最大5メートルの浸水想定レベルより高い2~4階に防災機能を集める。最大260人の帰宅困難者などを受け入れるスペース、防災備蓄倉庫、自家発電設備などを設け、地域防災力の強化に貢献する。建設費高騰を踏まえ建築工事費は当初想定から27%上乗せし、453億3200万円と見込んでいる。








