奈良県三郷町/信貴山下駅周辺施設整備基本構想案/公共施設を再編や三郷小建替

2026年1月14日 工事・計画 [8面]

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 奈良県三郷町は近鉄信貴山下駅周辺施設整備の基本構想案をまとめた。同駅周辺は築年数が古い複数の公共施設が集中し、中でも三郷小学校(勢野西1、以下同)と役場庁舎は整備から50年以上がたち老朽化が進んでいる。三郷小を現在地で建て替えるほか公共施設を再編し、役場庁舎などの機能を持つ複合施設を段階的に整備。庁舎跡地を民間施設用地(3500平方メートル)として活用する計画だ。
 整備は4段階での実施を想定している。児童の安全確保のため、最初に三郷小(RC造3階建て延べ9746平方メートル)を現在地で建て替え、防災倉庫と複合化して避難所開設時の機能強化を図る。2026年度に基本設計、27年度に実施設計を行い28~29年度に新校舎を建設する。
 次に文化センター(RC造地下1階地上3階建て延べ6267平方メートル)のホール機能をスポーツセンター(RC造地下1階地上3階建て延べ6024平方メートル)に移設し複合化した後、文化センターのホール部分を除却する。30年度に改修設計に着手する。
 第3段階として、役場庁舎(RC造3階建て延べ2942平方メートル)と福祉保健センター(RC造平屋1807平方メートル)の機能を持つ複合施設A棟(仮称)を文化センター敷地に整備する。32年度の設計着手を予定している。
 第4段階として複合施設B棟(仮称)を建設し、文化センターのうちホール以外の教育委員会事務局、展示ホール、会議室などの機能を移転する。35年度に設計に着手する。複合施設やスポーツセンターは官民連携手法の導入を検討する。
 このほか、図書館(RC造地下1階地上2階建て延べ5083平方メートル)は継続利用し47年度ごろに大規模改修工事を実施。ウオーターパーク(屋外プール、管理棟RC造3階建て延べ1175平方メートル)は民間企業による維持管理・運営の可能性を検討し、それができない場合、跡地を都市公園として位置付け整備する。27年度までに方向性を決める。