高砂熱学工業とデジタルアートを手掛けるチームラボ(東京都千代田区、猪子寿之代表取締役)が連携する。高砂熱学工業が「環境クリエイターパートナー」となり、チームラボの作品展示などに高度な空調・環境制御やシミュレーションの技術を提供。快適と感動を両立した体験価値の創出を目指す。初弾として、京都市南区の常設アートミュージアム「チームラボ バイオヴォルテックス京都」に協賛。アート作品の一部で技術支援を手掛けた。
チームラボは、バイオヴォルテックス京都で「環境が現象を生み、その現象が存在を創る」という「環境現象」をコンセプトに作品群を展示している。高砂熱学は展示作品「変容する連続体」の空間づくりをサポート。空気や熱の流れを精緻に制御する技術などを提供し、作品価値の向上に貢献した。
京都市内で15日開いた調印式で、高砂熱学工業の小島和人社長は「建物環境に限らず自然や文化、人の心、健康まで含めた課題解決に挑む存在が環境クリエイターだ」と強調。アート分野とのコラボレーションについて「コア技術の向上にもつながる。こんなにワクワクするチャレンジはない」と今後に期待した。
猪子代表取締役は「作品と環境は切り離せない関係にあり、高度な設計や制御、新たな環境の創造が重要になる。高砂熱学工業の技術支援により、さらなる発展を期待している」と語った。








