奈良県五條市はイオンリテールと共同で、旧イオン五條店の敷地(今井2)周辺に公共複合施設を整備する。新しいイオン商業施設に隣接して建設する計画で、事業用地全体の面積は約1万9500平方メートル。2029年度初めの施設開館を目指す。
事業用地のうちイオンリテールの所有地は約1万1600平方メートルで、同社が新しい商業施設を建てる。西側に隣接する奈良交通の所有地約5800平方メートルを市が買収し、公共施設を整備する。周辺の民間所有地約2100平方メートルは一部を市が買い取り駐車場を整備する予定だ。
公共複合施設のコンセプトは「図書を中心につながる×出会い、発見、創造が生まれる場所」。規模は2階建て延べ約3700平方メートルを想定する。カフェや学習エリアを含む図書館(約2300平方メートル)を中心に、子育て支援機能(一時預かり、児童書コーナーなど約500平方メートル)、多目的ホール(約600平方メートル)、子どもの遊び場(約300平方メートル)などを設ける。イオン商業施設との接続部分は、雑誌・新聞の閲覧スペースやイートインスペースを備える共用部分として整備する。
公共施設整備は市との協定に基づきイオンリテールが行い、市は公共施設にかかる費用を同社に支払う。25年度中に基本設計を完了して26年度に実施設計を行い、27年度に着工する。








