東京・千代田区がスポーツ施設の整備を推進する。区民の健康で充実した生活を後押し。老朽化している「スポーツセンター」(内神田2)の建て替えで基本計画を年度内に策定する。2032年度の完成を計画している。スポーツイベントの会場に高齢者や障害者専用の観覧席も設置。観戦する側も感動を共有できるスポーツ文化を生み出す。
千代田区は「第3期千代田区スポーツ振興基本計画」を26年度にスタートする。期間は30年度までの5年。
計画策定に向けた区民アンケートでは、18歳以上の842人に利用状況を聞いたところ、年間を通して利用した人が多い区立の運動施設は「スポーツセンター」で、24・5%が使っていた。次いで教育活動で使用しない時間帯に施設の一部を開放する「コミュニティースクール」が21・3%だった。
スポーツセンターの建て替えに向け、区は学識者やスポーツ協会などで構成する「新スポーツセンター基本計画検討会」を設置した。スポーツセンターだけ改築するのか、隣接する東京都千代田合同庁舎と一体的に建て替えるのかなどを含めて検討している。
25年3月にまとめた「千代田区新スポーツセンター基本構想」によると、都の施設と合同で再整備した場合は延べ約4・8万平方メートルの規模になる見込みだ。
誰もがスポーツを観戦できる環境を整えるため、専用観覧席の設置を含め高齢者や障害者が利用しやすい観戦支援の仕組みを検討する。加えて、区立施設の管理・運営に力を入れ、区民が快適で安全に使える空間を創り出す。








