川崎市/尻手黒川線トンネルが貫通/施工は西松建設・森本組JV

2026年1月22日 工事・計画 [5面]

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 川崎市が「麻生区内都市計画道路尻手黒川線道路築造(トンネル)工事」として整備していたトンネルが貫通した。施工する西松建設・森本組JVが21日に貫通式を開いた。現場関係者や市建設緑政局の職員らが出席し、鏡開きや万歳三唱で貫通を祝った。 
 トンネルは2023年10月に着工した。延長189メートル、幅員16メートル。尻手黒川線のうち、幸区小倉と麻生区黒川を結ぶ22・8キロ区間の一部になる。工期は27年6月まで、供用開始は28年度末を予定する。都市計画決定は1946年。社会・経済活動を支える幹線道路として整備している。
 貫通式で市の河合征生建設緑政局長は「市街地で地質条件も厳しく、大変な工事だった。施工者の多大な尽力で貫通を迎えられた」と感謝を述べた。施工者を代表し西松建設の宗澤敦郎関東土木支社長は「振動・騒音対策や想定外の地質・湧水への対応など、さまざまな課題を乗り越えた。インバート工事や覆工が残るが、最後まで安全管理を徹底して臨む」と語った。 
 市はトンネル工事を含む道路整備で地域の理解を得るため、昨年10月11日と年明けの18日に一般向けの現場見学会を開催。それぞれ3500人、4100人が参加した。