安藤ハザマは29日、都市部の緑地設計を支援するシステム「UUell(ウェル)」を開発したと発表した。樹木の配植位置や種類の選定などに関する的確な情報を提供し、設計者がより効果的な緑化計画を策定できるよう支援する。持続可能な緑地の実現に加え、美しい景観や地域環境との調和に配慮したデザインを創り上げる時間を確保。顧客の理想をかなえる緑地づくりに役立てる。
新システムは東京都の自然保護条例に基づく緑化基準に則した緑地設計をサポートする。▽必要緑化面積や樹木本数の自動算出▽樹木の自動配植(高木・中木・低木)▽設計者の設定条件に適した樹種の提案▽安心のアラート機能-の四つの機能を搭載している。
条例を満たすための緑化面積や樹木本数を即時に把握でき、効率よく緑地設計を進めることができる。配植した樹木が将来成長し大きくなることを考慮して、建物や他の樹木との離隔距離を確保できるように計画できる。
耐陰性の樹種選定は、システム内で日照解析を行い、建物による日陰の影響を踏まえた最適な種を選定。設計者が配植位置や樹種を変更した際、離隔距離や設定した条件が確保できない場合、アラートで知らせる。適切に変更できるようサポートし、緑地品質を一層向上させる。
今後は対象エリアを拡大し、より多様な建築案件への対応を進める。設計者からのフィードバックを反映し、システムの使いやすさを向上させ、より効率的な緑地設計に向けた環境整備に取り組む。









