東京都財務局は物価高騰などを踏まえ、工事の発注標準金額を見直す。改定は2015年以来11年ぶり。人件費や資機材価格が高止まりしている状況を踏まえ、工事等級など入札参加資格の基準となる標準金額を引き上げる。合わせて低入札調査、予定価格の事前公表、財務局発注などの基準も変更する。7月1日以降、入札契約手続きに入る案件から適用する。
A等級の発注標準金額は、橋梁や河川、水道施設などを含めた土木工事が1・1億円引き上げて「4・6億円以上」(税込み、以下同)、建築工事が1・3億円引き上げて「5・7億円以上」とする。道路舗装工事は「2・6億円以上」(0・6億円増)、電気・給排水衛生・空調設備工事も「7200万円以上」(1700万円増)に見直す。B等級以下も連動して上乗せする。
発注等級の見直しに合わせ、低入札調査制度の適用範囲も拡大する。土木工事は3・5億円以上から「4・6億円以上」に、建築工事は4・4億円以上から「5・7億円以上」に引き上げる。設備工事は2・5億円以上を「3・3億円以上」にする。
予定価格の事前公表は、対象を土木工事で3・5億円未満を「4・6億円未満」、建築工事も4・4億円未満を「5・7億円未満」に変更する。設備工事は2・5億円未満から「3・3億円未満」に引き上げる。財務局で入札契約事務を担当する案件の対象は土木3・5億円以上、建築4・5億円以上、設備0・5億円以上になる。






