北海道建協/現場見学会参加高校生意識調査/就職希望者の6割が建設業希望

2026年6月16日 行政・団体 [6面]

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 北海道建設業協会(岩田圭剛会長)は、2025年度に実施した現場見学会の報告書をまとめた。参加した高校生へのアンケートでは、卒業後の進路で就職を希望した生徒は48・9%で、このうち61・5%が就職先に建設業を選んだ。就職する際に重視することについては「月給や賞与」「残業時間が少なく休みが取れる」「自分の能力」との回答が多くなっている。
 アンケートは25年度に北海道建協と傘下の10地方建協が開催した現場見学会の参加者を対象に実施。延べ1890人の参加者のうち93・4%(小中学生らを除く)が回答した。
 このうち高校生を対象とした調査結果「では、現在在学中の高校を選んだ理由について「建設会社に就職するため」が32・5%で最も多く、以下「自分の学力に合った高校だから」が28・7%、「就職とは関係なく土木・建築に興味があった」が22・3%、「特に理由はない」が16・5%で続く。
 卒業後の進路は「就職」が48・9%で最も多く、「大学へ進学」が17・5%(2・2ポイント上昇)、「短大・専門学校へ進学」が13・2%と続き、「決めていない」も20・4%いる。
 就職希望者が希望する就職先は、建設業が61・5%で最も多く、次いで公務員が18・7%、建設業以外の民間企業が6・9%など。進学希望者の進路については、土木系が大学で18・9%、専門学校で10・8%、建築系が大学で39・2%、専門学校で18・6%となっている。
 就職する際に重視すること(複数回答)の質問では、「月給や賞与」が514人で最も多く、「残業時間が少なく、休みがしっかり取れる」が431人、「自分の能力」が390人、「職場の仲間や上司とのコミュニケーションの良さ」が311人などとなった。
 建設業の印象は「魅力ある仕事」が79・9%となり、このうち「就職したい」とと回答した生徒は53・0%と過半数を占めた。
 就職する際に両親や先生の考えがどの程度影響するかとの質問では、「かなり影響する」が両親で20・5%、先生で15・2%、「少し影響する」は両親で56・6%、先生で56・4%だった。
 将来の仕事に関する情報の入手方法(複数回答)は「先生」が359人、「両親」が344人、「画工の求人情報」が229人、「「先輩・知人」が225人、「企業などのSNS」が201人など。建設業のSNSに求める内容(複数回答)は「現場の写真・動画」が486人、「仕事の紹介」が375人、「最新技術「」が266人、「技術者や職人のインタビュー」が245人などとなっている。
 保護者に対するアンケート結果では、建設業の職場環境に対するイメージ(複数回答)について「やりがいがある」が178人で最も多く、「社会にとって重要な産業」が175人で続く。子どもの建設業への就職については「就職しても良い」が49・3%で最も多く、「就職してほしい」が26・2%、「就職してほしくない」は1・4%にとどまっている。